2025年8月15日金曜日

議会運営委員会管外視察イン広島県三次市&岡山県真庭市

 あまり来る機会がない広島県、しかも山間部の三次市へは一昨年の病院組合議会の視察以来2度目の来訪。前回は時間調整のために停車だけしていた三次ワイナリーへ行けるのか?!


〇1日目
・三次市議会 視察報告

中国山地の豊かな自然に抱かれた盆地に拓けたまち。全国にその名を知られる「三次ピオーネ」は種なしぶどうの先駆けであり、市内のワイナリーが造るワインも高い評価を得ています。文化面では「奥田元宋・小由女美術館」が知られ、夏の風物詩「鵜飼」は450年の歴史を誇ります。山間部でありながら「ワニ」と呼ばれるサメを食べるユニークな食文化も残っています。

三次市の基本データ

三次市
人口(R7/7/1)
46,796
面積
778.18
産業別
第1次 10.5%
第2次 21.9%
第3次 65.5%
分類不能 2.0%
就業人口
 24,930人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

(1) 視察目的

三次市議会における先進的な議会改革、特に市民との対話や多様な媒体を活用した広報広聴活動について調査・研修を行い、当市議会の運営と改革に資することを目的とする。

(2) 主な研修内容

  • 議会改革の取り組み(広報広聴常任委員会): 「広報広聴常任委員会」が中心となり、市民に開かれた議会を目指し、多角的な取り組みを展開。

    • 議員と話そう会(意見交換会): ワークショップ形式へ移行し、議員がファシリテーションを学ぶことで、参加者全員が発言しやすい環境を構築。

    • 中高生との交流会: 主権者教育の一環として、生徒が主体的に地域課題を議論し、議場で政策提言を発表。

    • 市議会ブースの出展: イベントで「シール投票」などを実施し、市民の生の声を聴き、その結果を次の活動に活用。

  • 情報提供の強化: ケーブルテレビやインターネットでの本会議中継に加え、議員自らが出演し審議結果を解説する広報番組「市議会トピックス」を放送。

  • その他の取り組み: 災害時に情報を共有するタブレット活用、議員活動のPDCAを促す「自己検証シート」のHP公開、多様な人材の議会参画に向けたハラスメント防止や処遇改善の検討など。

(3) 所感

 三次市議会の改革は、市民との双方向のコミュニケーションを重視している点が特徴である。形骸化しがちな意見交換会をワークショップ形式へ転換した工夫や、市民の関心を可視化して政策課題に繋げる「市議会ブース」の取り組みは、即時性があり、イベント出展は当市でもすぐに出来るかと。また、議員のなり手不足という共通課題に対し、議会全体で危機感を共有し、具体的な対策に乗り出している姿勢も学ぶべき点が多い。

〇三次ワイナリー

 興奮のあまり写真を撮り忘れてしまいました。ピオーネの産地として有名な三次市、ワインコンテストでいくつもの賞を取った白ワインが有名とのこと。すっごく甘いワインでした。お店の方にお勧めをお聞きし、2本購入。バスでの視察だからこそ買える重さでした。


〇2日目
 広島から岡山に移動。中国道の道の古さ、工事の多さに辟易。路面が荒れ、工事で車線が制限されててさらに狭く感じます。運転手さんの疲れ倍増ですね。

〇真庭あぐりガーデン
 昼食会場ということだけしかインプットされていなかったので、想像以上の施設でした。大規模バイオマス発電のトップクラスのご当地、世界中からも視察が来られるとのことで、バイオ液肥など活用した循環型社会の見本のような取り組みも多く、北但行政で視察に来るべき地でもあると感じました。また施設そのものは10周年とのこと。産廃を扱う民間事業者が実施運営をしているという点でも素晴らしい事業だと感動しました。



・真庭市議会 視察報告

ご当地紹介:岡山県真庭市

 岡山県の北部に位置し、鳥取県と境を接する、県内最大の面積を誇る市。西日本有数のリゾート地である「蒜山高原」や、国民保養温泉地に指定されている名湯「湯原温泉」を擁し、豊かな自然と観光資源に恵まれています。木質バイオマスの活用など、サステナブルな地域活性化施策を積極的に実践しているまちです。


真庭市の基本データ

真庭市
人口(R6/4/1)
42,207
面積
828.55
産業別
第1次 10.7%
第2次 25.2%
第3次 63.8%
分類不能 0.2%
就業人口
 21,906人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

(1) 視察目的

 合併以来、先進的な議会改革を継続している真庭市議会を視察し、特に議会主導の政策提言のプロセス、戦略的な情報発信、ICT活用などの取り組みについて学び、当市議会の活性化に繋げる。

(2) 主な研修内容

  • 戦略的な議会改革:「政策提言」「市民参加」「情報公開」を三本柱として14の活性化策を推進。進捗を管理する「検証部会」を設置し、実効性を高めている。

  • 議会主導の政策提言: 最大の特徴。1年半という時間をかけて調査・研究を行い、議員による政策討論会を経て、全会一致で合意形成されたものだけを市長に提言する。

  • 多様な市民対話: 「ざっくばらんに語ろう」会や高校生との意見交換会に加え、2年に1度、著名人を招いた大規模な「議会講演会」を実施し、市民の関心を惹きつけている。

  • 情報発信と透明性確保: YouTube「議会ヘッドライン」などで議員自らが情報発信するほか、議員側の発議で政務活動費の領収書をインターネット公開するなど、高い透明性を確保。

(3) 所感

 真庭市議会の改革は、非常に戦略的かつ継続的である。特に、時間をかけて全会一致で政策提言をまとめ上げるプロセスは、議会の提言に実質的な力を持たせる「提案・政策立案型議会」の好事例である。会派ではなく「委員会主義」を徹底し、新人・若手議員の研修に力を入れることで、議員一人ひとりの能力向上を図る姿勢も見習うべきである。市民からの信頼を得るための不断の努力が、議会への関心の高さに繋がっていると感じた。

2025年8月7日木曜日

会派合同管外視察イン宮城県登米市&気仙沼市

 今回の視察は議員になって初めての合同会派視察団を編成して行うことに。なかなか受け入れ先が決まらず焦りましたが何とか日取りも決まり、いざ当日。伊丹空港から仙台空港に向かう予定が、道中で警報があったカムチャッカ半島での巨大地震の影響から津波の発生による搭乗手続き停止となり、急遽花巻空港へ変更。波乱の幕開けでした。

花巻空港へ到着

■視察期間

 2025年7月30日(水)~ 8月1日(金)

視察目的

 先進的な議会改革の取り組み、及び官民連携による地域戦略について調査・研究し、本市の市政運営及び議会活動の更なる発展に資することを目的とする。

■第1日目
〇宮城県登米市「通年議会と事務事業評価について」

 9町が対等合併して誕生した登米市は、議会基本条例の下、市民に開かれた議会を目指し、先進的な議会改革に取り組んでいる。

 登米市は宮城県の北部に位置し、広大な穀倉地帯が広がる自然豊かな都市。市の面積の約6割を森林や田畑が占め、まさに「環境王国」と呼ぶにふさわしい景観。

  • 渡り鳥の楽園「伊豆沼・内沼」: ラムサール条約にも登録されている「伊豆沼・内沼」は、日本を代表する渡り鳥の飛来地。特に冬には、マガンヒシクイ、白鳥など、数万羽の鳥たちが飛来し、その一斉に飛び立つ様は圧巻の一言です。視察の挨拶にもあったように、田んぼが真っ黒になるほどの光景は、登米市の冬の風物詩。

  • コウノトリも飛来する豊かな自然: 豊岡市が野生復帰に取り組んでいるコウノトリも飛来することがあり、これは登米市の水田や湿地が、多様な生き物を育む豊かな環境である。安全・安心な「環境保全米」の生産にも力を入れており、美味しいお米「とめし」は市の特産品。

  • 長沼ボート場: 全国有数の2,000m級のボートコースがあり、国際大会も開催されるなど、水上スポーツの拠点としても知られている。

市の概要(基本データ)

登米市
人口(R7/3/31)
71,144
面積
536.12
産業別
第1次 13.8%
第2次 25.6%
第3次 57.9%
分類不能 2.7%
就業人口
 36,995人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時


1. 議会改革の主な取り組み

  • 議会改革推進会議の設置: 議会基本条例の目的達成度を検証するため、各会派の代表者で構成される会議を常設。

  • 情報共有の強化: タブレット端末の導入、議会モニター制度、Facebookの活用、議会事務局の体制強化(法制担当の配置)などを推進。

  • 議会アドバイザー制度: 専門的知見を得るため、学識経験者をアドバイザーとして招聘できる制度を制定。

2. 通年議会について

【概要】 平成26年から導入。年4回の定例会を年1回とし、会期をほぼ1年間とすることで、議会の自主性・自立性を高め、常に活動できる体制を構築している。

【メリット】

  • 機動的な委員会開催: 閉会中の審査という概念がなくなり、必要に応じていつでも委員会を開催できるため、行政への監視機能が向上。

  • 計画的な議会運営: 議長権限で年単位の活動計画を立てることができ、市政の課題に継続的に対応可能。

  • 災害等への迅速な対応: 緊急時にも議会を迅速に再開し、審議や議決を行うことができる。

【デメリット・懸念点と運用】

  • 議員の負担増や地域活動への影響: 懸念されたが、実際は会議日程の調整により、大きなデメリットは感じられていない。むしろ常任委員会が活発化。

  • 一事不再議の原則: 従来の定例会に相当する「定期議会」という概念を設け、一つの定期議会で否決されても、次の定期議会で再提出できるなど、運用で柔軟に対応している。

3. 事務事業評価について

【概要】 平成30年度から本格実施。議会が主体的に行政の事務事業を評価し、決算審査の深化や政策提言に繋げることを目的とする。

【評価の流れと手法の変遷】

  1. 当初の手法: 総合計画に掲載されているソフト事業(約200事業)を対象に、常任委員会ごとに評価。しかし、「一方的な評価で職員のモチベーションを下げた」「現地調査が不十分だった」等の反省点が挙がった。

  2. 改善後の手法:

    • 調査機能の追加: 一方的な評価に陥らないよう、執行部からの説明聴取に加え、現地調査や関係者との意見交換を実施。

    • 常任委員会の裁量拡大: 評価対象事業の選定などを各委員会の判断に委ね、より専門的・長期的な視点で調査・評価できるようになった。

    • 評価時期の工夫: 評価結果が翌年度の予算編成に反映されるよう、11月頃までに市長へ提言を渡すことを目指している。

【主な質疑応答の要旨】

  • 議員間討議: 執行部への質疑に比べ、議員同士の討議はまだ発展途上。特に本会議では意見表明会になりがちで、委員会での議論をいかに深めるかが今後の課題。

  • 市民参加: 事務事業評価は原則公開されているが、市民の傍聴は少ない。以前は行政が外部評価委員会を設けていたが、議会の事務事業評価開始に伴い廃止された経緯がある。

  • 議員定数: 人口減少や地域代表の観点から、議会改革推進会議からの答申を受け、議会運営委員会で議論し、2名削減(26名→24名)を決定した。

■所感・考察

 「通年議会」は、議会の監視機能と機動性を飛躍的に高める可能性を秘めた制度である。委員会活動に重点を置き、常に活動ができる体制は、行政との緊張感を保ち、より専門的で継続的な調査を可能にする。本市においても、議会活動の更なる活性化に向け、そのメリットや導入への課題について研究する価値は高い。 また、「事務事業評価」は、決算を次年度の予算に繋げるための具体的な手法として非常に参考になる。特に、一方的な評価に終わらせず、現地調査などを通じて執行部と対話し、共に改善を目指す姿勢は重要である。職員のモチベーション低下という課題への配慮も含め、議会として政策提言能力を高めるための有効な手段となり得る。委員会の任期が2年である点も実施に大きく影響している。

■第2日目

⚪︎中尊寺


 初っ端に革靴での山登りからスタート。脚がクタクタになりました。様々なお堂が並ぶ中でも、金色堂は凄いとしか。個人的には松下村塾と並ぶかな。奥州藤原氏四代のお墓でした。地域でホント大切にされて来られたから現代まで現存したのだと思います。参道にお店を出すには100年200年は若僧なんだそう。壮大な時間の流れです。外国人観光客だらけでした。

〇宮城県気仙沼市「気仙沼地域戦略(DMO)について」

 気仙沼市は宮城県の沿岸北端に位置し、世界三大漁場の一つである三陸沖に面した日本有数の港町です。東日本大震災では甚大な被害を受けましたが、力強く復興を遂げ、新たな魅力づくりにも積極的に取り組んでいます。

  • 日本屈指の水産業: リアス式海岸が育む豊かな漁場では、カツオサンマメカジキなどが水揚げされ、その水揚げ量は全国トップクラスを誇ります。また、牡蠣やホタテの養殖も盛んで、新鮮な海の幸は気仙沼の最大の魅力です。

  • データで未来を拓く観光戦略: 震災後の復興において、観光を重要な柱と位置づけ、公民が連携したDMO(観光地域づくり法人)「気仙沼地域戦略」を設立。データに基づいた先進的なマーケティング戦略で、持続可能な観光地づくりを進めています。

  • ご当地キャラクター「ほやぼーや」: 気仙沼の食の魅力をPRする人気キャラクター。その可愛らしい姿は、市民や観光客に愛され、復興のシンボルの一つとしても活躍しています。

市の概要(基本データ)

気仙沼市
人口(R7/3/31)
57,561
面積
332.44
産業別
第1次 10.9%
第2次 31.0%
第3次 55.9%
分類不能 2.2%
就業人口
28,499人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 東日本大震災からの復興を機に、「稼ぐ地域」を目指して設立されたDMO(観光地域づくり法人)「一般社団法人 気仙沼地域戦略」の取り組みについて調査した。ちなみに目的地までの道路が防潮堤で封鎖されており、物産館も食堂も全て休業でした。昨日の津波の影響とのこと。緊急防災体制を目の当たりにしました。

1. DMO設立の背景と目的

  • 課題認識: 震災復興で「モノ」と「カネ」は来たが、地域経済を「回す人(機能)」が不足。特に、地域全体のマーケティング機能マネジメント機能が欠けていた。

  • 目的: 行政では担うことが難しい「稼ぐ」という視点を民間の力で補い、データに基づいた戦略で持続可能な地域経済を創出する。

2. データに基づく公民連携の観光戦略

【体制】

  • 気仙沼観光推進機構: 市長、商工会議所会頭、観光協会会長など地域のトップが集う意思決定機関(ボード会)。市の観光予算は、まずこの機構で方針が議論・決定される。

  • 情報の一元化: 観光に関するプロモーションやマーケティング情報をDMOに一元化し、戦略の重複や漏れを防ぐ。

【データ戦略】

  • KPIの設定と月次管理: 「宿泊人数」「主要物販施設のレジ通過数」などを重要業績評価指標(KPI)として設定し、月次でデータを収集・分析。「経験と勘」に頼らない、客観的データに基づいた意思決定を行う。

  • クルーカード(CREW CARD): 顧客との繋がりを構築するための独自の会員カードシステム。

    • 効果: 約5.7万人の顧客データベースを構築。プッシュ通知による情報発信や、会員へのアンケートによるニーズ調査が可能に。店舗ごとの日時データも把握できる。

    • 課題: OTA(オンライントラベルエージェント)経由の宿泊客情報が得られない点や、利用が市内・近隣に偏っている点が挙げられる。

3. 人材育成への投資

  • 経営未来塾: 次世代の経営者候補を対象に、国内トップクラスの講師陣を招き、経営戦略やマーケティングを学ぶ場を提供。

  • 気仙沼まち大学構想: 「志を持ち、行動する人材」を育てるため、経営者だけでなく、自治会役員や女性、高校生など、多様な層を対象とした学びの場を創出。長期的な視点で地域を担う人材への投資を最重要課題と位置づけている。

【主な質疑応答の要旨】

  • データ活用の効果: データに基づく議論が定着するまでには5年ほどかかった。当初は事業者の「肌感覚」との対立もあったが、2週間に1度の会議などで粘り強く対話を重ねることで、共通言語としてデータが機能するようになった。

  • 組織運営の要点: 継続的な対話の「場」を持つこと。後継者育成やモチベーション維持のためには、目先の成果だけでなく、長期的な人材育成への投資が不可欠である。

■所感・考察

 気仙沼市のDMOが示す「データに基づく戦略」「稼ぐ地域」という明確なビジョンは、本市の観光戦略を考える上で極めて重要である。特に、KPIを設定しわからないものには予算をつけないという意思や、月次で成果を追うマネジメント手法は、事業の成果を可視化し、PDCAサイクルを回す上で不可欠だ。観光協会や行政、民間事業者がバラバラに動くのではなく、首長も参加する意思決定の「場」を設け、情報と戦略を一元化する体制は、強力な推進力を生む源泉となっている。 さらに、成果が出るまでに時間がかかる「人材育成」に、市が覚悟を持って投資し続けている点は特筆すべきである。地域の未来は「人」が創るという強い信念が、地域全体の活力を生み出していると感じた。


⚪︎宮城県護国神社
 あらゆるシーンのおみくじが所狭しと並んでおり、商売っ気がたっぷりで圧倒されてしまいました。道中の青葉山自体は一帯が東北大学のキャンパスとなっていて、アシスト自転車を立ち漕ぎする学生や原チャリの学生も数多く見受けられましたが、クマ出没注意とも。伊達政宗公の銅像、見損なってしまいました。


【総括】 両市に共通していたのは、現状に満足せず、常に「より良くするための仕組み」を模索し続ける姿勢でした。議会改革も地域戦略も、一度作って終わりではなく、実践と検証を繰り返しながら、より実効性の高いものへと進化させておられ、特に気仙沼DMOは以前視察に来た時よりも成果も課題も明確になっている印象でした。本市議会も、行政との健全な緊張関係を保ちつつ、時には強力なパートナーとして連携し、市民福祉の向上と持続可能なまちづくりに繋げられるよう、議員ではなく議会として一体となった具体的な行動を起こしていかなければならないと思います。

2025年7月28日月曜日

議会広報広聴特別委員会管外視察イン広島県呉市&兵庫県神河町

 初めての呉ということで、大和ミュージアムを楽しみにしていたのですが、リニューアル中&定休日に当たっており、市内の観光施設や観光客向けのお店が軒並みお休み。観光はまた改めて来ることにして、しっかり学びを深めます。

▫️視察目的

先進的な議会広報誌を作成している広島県呉市および兵庫県神河町の取り組みを調査し、本市の議会広報広聴活動の質の向上に資する。



呉市
人口(R7/3/31)
199,481
面積
352.83
産業別
第1次 1.5%
第2次 27.3%
第3次 66.0%
分類不能 5.3%
就業人口
 88,083
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
神河町
人口(R7/3/31)
9,936
面積
202.23
産業別
第1次 4.3%
第2次 31.0%
第3次 61.6%
分類不能 3.1%
就業人口
 4,898
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

▪️視察報告:広島県呉市

(1) 呉市のご当地紹介

広島県の南西部に位置する呉市は、明治時代に呉鎮守府が置かれて以来、旧海軍の拠点として栄えた港町です。最盛期には人口40万人を超え、戦艦「大和」を建造した海軍工廠を有するなど、日本の近代化を支えました。その歴史は「大和ミュージアム」に詳しく展示されています。 現在は、瀬戸内海の温暖な気候を活かした産業も盛んで、特に牡蠣は全国トップクラスの生産量を誇ります。また、「瀬戸内レモン」の一大産地としても知られています。近年は、日本製鐵の跡地活用など、新たなまちづくりが進められています。

(2) 呉市議会だよりの取り組み

「伝える広報」から「伝わる広報」への転換を目指し、専門家のアドバイスを受けながら大幅なリニューアルを実施。市民の「知りたい情報」を重視した誌面づくりが特徴です。

【主な取り組みと工夫点】

  • 編集体制: 会派から1名ずつ選出された6名の委員と事務局職員で構成される「チーム議会くれ」が担当。特集記事は委員2名と事務局で取材を行う。

  • デザイン・構成:

    • 各号にイメージカラーを設定し、視覚的な変化を持たせている。

    • 誰にでも読みやすいユニバーサルデザインフォントを採用。

    • 表紙は3点のデザイン案から委員会で選定し、市民の興味を引く工夫をしている。

  • 特集記事:

    • 市民の関心事を基に、各会派がテーマを提案。年間4回のテーマを前年末に決定し、計画的に取材を進める。

    • 市政だよりとは一線を画し、議会の活動や議論のプロセスが伝わる内容を重視。

  • 一般質問:

    • 代表質問(500~520字)、個人質問(220字)と文字数を明確に制限。

    • 会派に属さない諸派にもQRコードを掲載するなど、発言機会の均等化を図っている。

  • 市民参加・連携:

    • 小学生が地域の魅力を紹介する「チーム議会プラス」を掲載。教育委員会と連携し、未来の有権者へのアプローチを図る。

    • 多言語翻訳・読み上げアプリ「カタログポケット」を導入し、情報へのアクセス性を向上。

【質疑応答の要点】

  • 一般質問の文字数制限: 「文字数が多いと読まれない」という専門家のアドバイスに基づき、思い切って項目を絞り込んでいる。市民から直接的な反響はないが、読みやすさにつながっていると推察される。

  • 編集作業: 特集記事以外の定型ページは、事務局がデザインの流し込みまで行うことで、委員の負担を軽減。特集テーマは、市民の関心と議会の活動報告のバランスを考慮して選定している。

  • スケジュール: 1つの号の制作期間は約3ヶ月。常に2つの号の編集作業が並行して進んでいる。

▫️視察報告:兵庫県神河町



(1) 神河町のご当地紹介

兵庫県のほぼ中央に位置し、面積の約8割を山林が占める自然豊かな町。映画『ノルウェイの森』のロケ地にもなった砥峰(とのみね)高原のススキの草原は、訪れる人々を魅了します。町内を流れる清流は「名水」として知られ、大手飲料メーカーのお茶も生産されています。 歴史的には、生野銀山から飾磨港まで銀を運んだ「銀の馬車道」が通り、今もその一部が残されています。女優・創作あーちすととして活躍する「のん」さんの出身地でもあり、町のPRにも貢献しています。特産品である柚子を使ったお菓子やジュースも人気です。

(2) 神河町議会だよりの取り組み

議員のなり手不足という課題に直面する中、議会への関心を高めるための起爆剤として議会だよりのリニューアルに着手。「まず、手に取って読んでもらうこと」を第一に、親しみやすさと分かりやすさを徹底的に追求しています。

【主な取り組みと工夫点】

  • コンセプト: 「町民目線」を徹底。リニューアル前には商工会関係者との意見交換会を実施し、「誰も読んでいない」という厳しい現実から改革をスタートさせた。

  • デザイン・構成:

    • 全ページフルカラー横書き左開きに変更。

    • パステルカラーや丸みのあるデザインで、硬いイメージを払拭。

    • 写真やイラスト、図を多用し、文字数をリニューアル前の3分の1に削減。

    • ユニバーサルデザインフォントを採用。

    • 固定様式をなくし、記事の大小で強弱をつけ、リズム感のある誌面を作成。

  • 町民参加:

    • 表紙の「カミカワ」の題字を町民から公募(記念品としてクオカード進呈)。

    • 裏表紙に町内の子供たちの活動写真を掲載し、家族や地域での話題づくりに貢献。

    • 「#かみかわいいね」のハッシュタグでSNSとの連携も図る。

  • 内容の工夫:

    • 常任委員会の質疑内容を深掘りし、背景や課題を解説する「質疑深掘り」コーナーを設置。

    • 専門用語の解説コーナーを設け、誰にでも分かりやすい紙面を目指す。

    • 町広報が掲載しにくいような、事業の課題点なども議会独自の視点で取り上げる。

  • 議会改革との連動:

    • 議会の課題を町民と共に学ぶ「議会のあり方ゼミナール」を開催し、その内容を特集記事として掲載。

【質疑応答の要点】

  • 編集作業とスピード感: 議会会期中に担当議員が原稿を作成し、最終日に持ち寄ることで、閉会後約1ヶ月という迅速な発行を実現。担当制にすることで、議員の負担軽減と記事の質の向上を図っている。

  • 写真の調達: 委員長自ら撮影するほか、町の行事写真の提供を受けるなどして対応。写真がない場合はイラストで補うなど工夫している。

  • 町広報との棲み分け: 町広報は「お知らせ」中心、議会だよりは「議会の視点でのチェック機能」と役割を意識。内容はできるだけ重複しないよう調整している。

  • リニューアル後の反響: 「読みやすくなった」という声が町民から多く寄せられ、議員のやりがいにつながっている。

▫️まとめと今後の展望

今回の視察では、両市町が「誰に、何を伝えたいか」を明確にし、読者である住民の視点に立った広報誌づくりを徹底している点が共通していた。特に、「伝える側が伝えたいこと」と「受け取る側が知りたいこと」は必ずしも一致しないという認識が、リニューアルの根幹にあることが大きな学びであった。文字数を減らすことが読みやすさに加えて委員の負担軽減にもつながる点は、勇気をもって取り組むべきポイントである。双方の議会事務局の頑張りも忘れてはならない。エクセルやワードで入稿原稿を作成している点が発行するまでの時短の最大のポイントだが、議員の頑張りがあるからこそ支える事務局職員も頑張れるのであり、逆ではないことは肝に銘ずるべきである。

また、呉市議会の議会図書室のあり方は特出すべき内容。司書を配置し、議員から申し出があったテーマの新聞記事を見つけてお知らせすることは議員のみならず職員も活用している点は、議会の質の向上に寄与していると感じた。

【本市議会広報で参考にすべき点】

  1. コンセプトの明確化: 呉市の「伝わる広報」、神河町の「まず手に取ってもらう」のように、広報誌の目指す方向性を明確に定める。

  2. デザインによる訴求力向上:

    • ユニバーサルデザインフォントの導入は、全ての市民への配慮として即時検討すべきである。

    • フルカラー化や、呉市のようなテーマカラーの設定、神河町のような自由なレイアウトは、読者の興味を引く上で非常に有効である。

  3. 住民参加の促進: 神河町の「題字公募」や、呉市の小学生との連携企画「チーム議会プラス」は、議会を身近に感じてもらうための優れた手法であり、本市でも応用できる可能性がある。

  4. 編集体制とプロセスの見直し:

    • 呉市のように年間の特集テーマを早期に決定し、計画的に取材を進めることで、内容の充実が図れる。

    • 神河町のように会期中に原稿作成を行うスピード感は、情報の鮮度を保つ上で重要である。

  5. 議会独自の視点: 市政だよりとの差別化を図るため、神河町のように「事業の課題点」や「議論の背景」など、議会だからこそ発信できる情報に焦点を当てることが求められる。

今回の視察で得た知見を基に、本市議会だよりが市民にとってより一層「身近で、分かりやすく、信頼される」広報誌となるよう、具体的な改善策を検討し、実践していく必要がある。

2025年7月14日月曜日

北但行政事務組合管外視察イン愛知県岩倉市&三重県津市

 久々に肩書なく一議員としての視察参加です。しっかり話をお聞きして不明な点や深掘りしたいことを積極的に質問して存分に学んできました。

1. 愛知県岩倉市 視察報告

視察先の概要(愛知県岩倉市)

  • ご当地紹介: 愛知県の北西部に位置し、「日本のさくら名所100選」に選ばれた五条川の桜並木で知られる。毎年春には「岩倉桜まつり」が盛大に開催される。また、戦国武将・山内一豊の生誕地としても有名。



  • 岩倉市
    人口(R7/3/1)
    47,935
    面積
    10.47
    産業別
    第1次 0.5%
    第2次 29.8%
    第3次 66.1%
    分類不能 3.6%
    就業人口
     24,010
    ※産業別、就業人口はR2国勢調査時
    豊岡市
    人口(R7/4/30)
    74,506人
    面積
    697.55㎢
    産業別
    第1次 5.6%
    第2次 26.6%
    第3次 66.5%
    分類不能 1.3%
    就業人口
    39,194人
    ※産業別、就業人口はR2国勢調査時

▪️視察テーマ:プラスチック製品の資源化について

岩倉市では、令和6年4月からプラスチック製品の一括回収・資源化を開始した。これは市長のマニフェストに基づくもので、省資源とごみのリサイクルを目的としている。

主な特徴
  • 再商品化計画の選択: 容器包装リサイクル協会(指定法人)ルートと、民間事業者による再商品化ルートを比較検討。指定法人ルートは異物除去の基準が厳しく中間処理費用が高くなるのに対し、再商品化ルートは最終処理事業者が異物処理を行うため、市町村の手間とコストを削減できるメリットがある。結果、コスト面で有利な「再商品化計画」を選択し、国から全国で21番目の認定を受けた。

  • 周知活動と課題: ステーション方式での回収にあたり、広報誌や看板で周知を行った。しかし、一括回収の開始に伴い、従来の破砕ごみの収集が週1回から月2回に減少したため、曜日を間違える市民が続出。特に市政への関心が薄い層への情報伝達が課題となった。対策として、収集車へのポスター掲示や回覧板による周知が有効であった。

  • 小牧市との連携: 岩倉市は小牧市と一部事務組合(小牧岩倉衛生組合)を組織しているが、今回のプラスチック資源化は岩倉市独自の取り組みとして実施された。小牧市からの事前共有が十分でなかった点や、組合の負担金への影響が未知数である点など、連携面での課題が浮き彫りになった。

▪️質疑要旨

  • 分別と回収:

    • 分別が徹底されていないごみは、啓発シールを貼付の上、基本的に「残置」される。コミュニティが確立している地域では周知が早いが、アパートやマンションでは徹底が難しい傾向がある。

    • 指定ごみ袋は「もやすごみ」「破砕ごみ」「プラスチック資源」の3種類(有料)。ゴミ袋の値段は自由価格で企画さえ合っていれば参入は可能。

  • 回収対象:

    • 市民への分かりやすさを重視し「プラスチック100%製品」を回収対象として周知。実際には、国の基準で90%以上であればよく、多少の汚れや金属バネなどの異物が混入していても、最終処理事業者の工程で処理されるため回収している。

  • 周知期間:

    • 計画認定から実施までの周知期間が3〜4ヶ月と短く、市民から「短すぎる」との声があったことは市も認識している。ベッドタウンという地域特性上、チラシの全戸配布だけでは不十分であり、多様な周知方法の必要性を痛感したとのこと。

▪️所感

岩倉市の取り組みは、コストや効率を重視して民間活力を利用した「再商品化計画」を選択した点が特徴的である。市民への周知においては、短期間での制度変更に伴う混乱や、多様なライフスタイルを持つ住民への情報伝達の難しさといった、多くの自治体が直面するであろう課題が明確になった。特に「収集車へのポスター掲示」や「回覧板」といったアナログな手法が有効であった点は、今後の広報活動を考える上で参考になる。 一部事務組合を構成する小牧市との連携不足は、同様の形態をとる当組合にとっても重要な示唆を与えるものであり、広域での事業展開における丁寧な合意形成の必要性を改めて認識させられた。

2. 津市一般廃棄物最終処分場 視察報告

視察先の概要(三重県津市)

  • ご当地紹介: 三重県の県庁所在地。伊勢湾に面し、その海岸線の長さは日本一を誇る。ご当地グルメの「津ぎょうざ」や、藤堂高虎が築いた津城跡などが有名。また、古くから「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ」と唄われるほど、伊勢神宮への参拝客で賑わう港町として栄えた歴史を持つ。




    岩倉市
    人口(R7/3/1)
    267,795
    面積
    711.18
    産業別
    第1次 3.0%
    第2次 24.7%
    第3次 68.1%
    分類不能 4.2%
    就業人口
     128,881人
    ※産業別、就業人口はR2国勢調査時
    豊岡市
    人口(R7/4/30)
    74,506人
    面積
    697.55㎢
    産業別
    第1次 5.6%
    第2次 26.6%
    第3次 66.5%
    分類不能 1.3%
    就業人口
    39,194人
    ※産業別、就業人口はR2国勢調査時


▪️視察概要

津市一般廃棄物最終処分場は、平成28年から供用を開始した施設である。大きな特徴として、埋め立て前にごみを洗浄する全国初の「洗浄埋立方式」と、施設外へ水を一切排出しない「クローズドシステム」を採用している点が挙げられる。

⚪︎主な特徴
  • 洗浄埋立方式: 埋め立てる不燃ごみ等を事前に洗浄することで、有機物を取り除き、ガスの発生抑制と早期安定化を実現する。これにより、一般的な最終処分場よりも早く埋立地の安定化が見込める。

  • クローズドシステム(覆蓋式無放流): 施設は屋根で覆われ、ごみの飛散を防止している。また、洗浄に使用した水は浸出水処理施設で高度に浄化され、繰り返し循環利用されるため、施設外へ汚水を排出しない。これにより、周辺の水環境への影響を徹底的に排除している。

  • 公募方式による選定: 平成19年より、施設の建設地を公募方式で選定。地元から「まちづくり構想」の提案を受ける形で合意形成を図り、4箇所の候補地から選定された。これは、厳しい反対運動があった過去の経験を踏まえた手法である。

⚪︎現状と今後の計画
  • 埋立容量は計画18万㎥に対し、現在約9万㎥。当初計画では15年で一杯になる予定であったが現時点で20%、令和38年頃に満杯になる見込み。

  • その他プラスチックは、伊賀市の民間業者(三重中央開発)と契約し、再商品化を行っている。ペットボトルは水平リサイクルを推進。

  • 敷地内にはメガソーラーも設置されている。

▪️質疑要旨

  • まちづくり構想: 地元から提案された25項目の要望に基づき事業を進めているが、県の事業も含まれるため未完了の項目もある。10年が経過し、要望の見直しや新たな要望について地域と交渉・協議を進めている。

  • 防水シートの安全性: 3m厚の鉄筋コンクリートの上に防水シートを設置しており、漏水検知システムが作動したことはない。

  • 地元協力金・雇用: 年間250万円を地元のまちづくり協議会に支出。地元雇用の要望はあったが、募集に応募がなかった経緯がある。

  • 跡地利用: 現時点で具体的な計画はないが、廃止基準をクリアしやすく、機能廃止後は多様な利活用の可能性がある。

  • 場所選定の経緯: 住民の反対で計画が停滞した経験から公募方式を採用。選定地域は井戸水を利用していたため水への関心が高く、万一の際も汚水が流出しない現方式が採用された。

▪️所感

津市の最終処分場は、ごみを「洗浄」するという全国初の試みにより、環境負荷の低減と埋立地の早期安定化という課題解決を目指す先進的な施設である。特に、施設外に水を一切出さない「クローズドシステム」は、周辺環境、とりわけ水質への配慮を徹底したものであり、高く評価できる。

また、行政が一方的に建設地を決めるのではなく、公募方式を採用し、地域からの「まちづくり構想」とセットで計画を進めるという合意形成のプロセスは、大いに参考になる手法であるが、取り残された地域の苦渋の選択肢の側面もある。

技術的な先進性、徹底した環境配慮、そして丁寧な合意形成プロセスを兼ね備えた本施設は、今後の廃棄物処理施設のあり方を考える上で、極めて重要な示唆を与える事例であった。


⚪︎伊勢神宮


20年に一度の遷宮の予定地。令和15年の準備が進められていました。我が家の受験生2人に合格祈願のお守りを。いつぶりに来たのか全くわかりませんが、とても気持ちが引き締まるよい参詣でした。

2025年5月25日日曜日

文教民生常任委員会管外視察イン愛知・静岡

文教民生常任委員会の管外視察で5月19日~21日まで初の東海地方へ。
議員2期目で3回目の視察団長(委員長なので)です。

〇1日目:愛知県豊川市
 この視察最大の山場がこの日の移動と言っても過言ではありません。珍道中の多い視察ですが流石に乗り損なったりすると後の日程に響きます。事務局の担当者さんは何度も何度も切符を出して確認されていて。大丈夫、何かあっても何とかなりますってと声を掛けました。

移動:江原駅→京都駅→名古屋駅→豊橋駅→国府駅→諏訪町駅

豊川市
人口(R7/3/31)
176,688人
面積
161.14㎢
産業別
第1次 4.9%
第2次 37.4%
第3次 55.6%
分類不能 2.1%
就業人口
96,606人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 豊川市は、愛知県南東部に位置し、市域面積は161.14平方キロメートルで、北側は県立自然公園に指定されている本宮山麓が連なり、中央部から広がる平野の東部には一級河川豊川(とよがわ)の清流が流れ、そして南部では波穏やかな三河湾を望むことができ、「山、川、海」といった豊かな自然環境に恵まれています。
 古くは三河の国府、国分寺、国分尼寺が置かれるなど、この地方の政治・経済の中心として栄えてきました。近世以降は、東海道の御油・赤坂宿、豊川稲荷の門前町として多くの人に親しまれるまちでした。昭和14年からは、東洋一といわれる豊川海軍工廠の建設とともに周辺地域の開発も急速 国分尼寺史跡公園 に進み、昭和18年には、豊川町、牛久保町、 国府町、八幡村の3町1村が合併して豊川市が誕生しました。しかし、昭和20年8月7日、B-29爆撃機の空襲により、2,500人を超える尊い命が奪われ、まちが壊滅状態になるという悲惨な体験をしました。戦後、東名高速道路豊川インターチェンジの開設を契機に、市内の幹線道路網が発達し、工廠跡地への企業誘致などにより着実に復興の道を歩み始めました。 また、豊川用水の全面通水に伴い農業が盛んになり、スプレー菊、バラや大葉の栽培を中心とした施設園芸が発展しました。 さらに平成18年から平成22年にかけて、宝飯郡4町(一宮町、音羽町・御津町、小 坂井町)と3度の合併を行い、人口18万人の東三河地域の拠点都市となり、現在に至っています。


・視察テーマ:重層的支援体制整備事業について
-メモ-
・経緯 H29地域包括ケアから地域共生について検討スタート
・地域共生を検討していて重層的支援へ
・重層をこれからするなら移行準備事業はやってもやらなくてもいい(今はあまり移行準備はいらないかと)
・苦労した点は、関係部署を巻き込まなければならず、納得してくれるところとそうでないところがある。
・支援関係機関はいろいろ。仲の良し悪しはある。
・社協にお願いしている。エリア全て。他機関がいくつかが入ると調整が難しい。
・社協が担っているからうまく行っているがここを国から追求されていて課題
・特徴 コミュニティソーシャルワーカーを前から 地域づくり推進員も置いている。
・高齢者のためのCSWだったのが重層で幅広く対応、勉強会を行なった。
・連携に関して陥りがち、引き受けてくれるとまたがるケースを重層に投げると崩壊する。
・庁内連携会議は普及させる会議をやる。縦割りの良し悪し、連携する意味に力点をおいて 毎回アイデアを出すのが難しい
・外との連携、メインはCSW 福祉関係事業所。
・毎年同じ勉強ではなく、地域活動をしている方をゲストスピーカーにお話を聞く会
・生きやすい福祉循環のある社会。1時間ぐらいのグループワークは皆帰らない、話し合いが始まって止まらない
・地域をどう作っていくか。行政が作ろうとしてもすぐ限界が来る。
・伝達する手段がない→ウェブアプリ。チラシを簡単に掲載、ダウンロードがいらない地域資源マップになっている。元々はためマップ(神戸にあるためま株式会社)
・元々商工観光課がスタートアップ事業、その中で出会った企業。ジョイナス豊川
・社協を2名ではなく市役所1名としたのは福祉専門員を置いて長期スパンで
・重層推進委員として担当者レベルで連携が取れるか取れないかが肝
・事業が始まる前と始まってからの状況、336件から本格実施2936件
・相談経路は本人からの相談が圧倒的。家族親族も増え続けている。
・どのような問い合わせ 障害、メンタルヘルス、困窮多重債務、40代50代引きこもり・ニート。全部が繋がりながら複雑化多様化。不登校や中退も増えてきている
・重層の前には入ってきていない内容、スキルをしっかりつけないといけない。
・内容も多岐にわたり関係機関との連携で解決もある。ソーシャルワーカーが伴走
・R3、4 高齢者が多かったが5、6は自身。20代から50代までで50%
・地域づくり事業の中で得られるのは笑顔が見られること
・令和6年相談数の推移 引きこもり、8050 どんどん増えている
・参加支援と連動する活動はまだまだ増えるかと
・伝承と地域交流 下の世代に伝えていきたい
・人と人、人と資源を結びつけることを大事にしている 地域づくり事業の肝となる
・制度福祉には限界がある。成立するところは参加支援をしているところ

-所感-
 やはり社協との連携が鍵であり、社協の職員を市職員に迎えいれている。これにより市から一方的な業務依頼とならず、意図を汲んで取り組みに繋がりやすくなっている。
 また社協は介護事業から撤退しており、社協の人件費は市から100%出ている。
 社協地域づくり課では市民としっかり繋がりを作っており、障害者や高齢者とも連携しており、市と社協が役割分担をしながら市民生活に根差している。
 豊岡市での不整合性の原因の一つには、指定管理制度のあり方、市の働き方改革の元で仕事の押し付けやパートナーシップとはいいがたい上下関係に起因しているのではと。

〇豊川稲荷
 今回も視察終了後は日本三大稲荷の一つと言われる豊川稲荷へ。午後4時を過ぎていることもあり閑散としており、年間500万人を集客する片りんを体感することは・・・。ただ、伽藍と言っていいのかどうか、スゴイ規模感でした。


〇2日目:静岡県焼津市
 午後からの視察受け入れのため、午前中は浜松城でボランティアガイドさんの説明を聞く。

〇浜松城
 徳川家康公ゆかりの地であり、出世城ともいわれたこのお城。市民の寄付により再建されたのですが予定した額に届かず、4層が3層になりサイズが4分の3と。三方ヶ原や富士山も見えるとのことでしたが・・・ヤマハの本社ビルが城から富士山の見えるラインを隠すとのことですこーし横にずらしたとのことが愛だなぁと。歩きすぎて午後が少し不安です。



焼津市
人口(R7/3/31)
134,668人
面積
70.30㎢
産業別
第1次 1.6%
第2次 32.1%
第3次 66.4%
分類不能 2.2%
就業人口
64,634人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 焼津市は、東京から西へ約193キロメートル、名古屋から東へ約173キロメートル、京浜・中京のほぼ中間に位置します。 その玄関口としてJR東海道本線に「焼津駅」と「西焼津駅」の2駅、東名高速道路には焼津ICと大井川焼津藤枝スマートICがあります。
 北は旧街道が通る日本坂峠を含む高草山山地によって静岡市と接します。地勢的に明確に分かれていますが、古代から峠越しに旧街道でつながり、交流は続いてきました。西は同じ志太平野で藤枝市、島田市に接続し、南は大井川を隔てて吉田町と接します。志太平野は大井川流域の文化圏として人的交流も盛んで、歴史文化に多くの共通点が認められます。 大井川上流の川根本町などとも木材の流通などを通して、歴史的なつながりがあります。また、大井川は天正の瀬替え(1590年) 以前は本流を和田浜付近としていました。古来より駿河・遠江国の境は大井川とされていたため、瀬替え以降も大井川地区は周辺を含めて遠州分とされており、大井川越しに接する吉田町以西の歴史文化とも関係を持っています。



・視察テーマ:ターントクルこども館を中心とした子育て支援策について

-メモ-
・おもちゃと絵本。子供を中心とした施設
・開館当初は入場制限、4年目30万人達成。休日800人 好評
・子供支援施策少子高齢化 子育て支援施策の充実 10年来重点施策の子育て環境の整備として
・屋内の子供の遊び場と深刻な相談が一緒はどうかと、総合的な窓口と分けて作ること
・整備場所は市有地、旧副市庁舎
・多くの来場者で賑わう施設 当時15億 ふるさと寄付金と合併推進債、公設民営
・5つの建築デザインコンセプト
・運営計画 3年程度直営の間に市民人材の育成。法人設立支援し、指定管理者が管理運営
・R6年4月1日管理運営、15人市民を選考 中心的な人材を
・3階建てだが中2階があり4階建て。17億のうち駐車場と用地買収で2億増
・図書館方にも戸塚内新しい図書館 有料スペース 木の温もりあふれる 
・焼津えほんと えほんと〇〇と、つなげる 親と一緒に読める 本の書かれている内容で配置
・図書の貸し出しはしていない いつきても読みたい本が棚にある
・おもちゃ美術館 遊びの総合空間 大井川産木材利用
・飲食は外部委託、ミュージアムショップも指定管理の元販売
・運営 休館日水曜なのは子育て施設が日曜多い
・駅前の商店街のやすみと合わせて
・こども館の入館料は無料だがおもちゃ美術館は有料
・運営状況 こども館は4年で 31万人
・商店街の様子 市民の皆さんが変化 おもちゃ学芸員で通っている方もいる ボランティアの方によって魅力が増している
・設立背景と目的 子供を安心して育てられる 
・反応 市民満足度調査はしていないがまた来たいと好感触の口コミ多数
・ミュージアムショップ 木のおもちゃ 4台ガチャガチャ 6台に
・読み聞かせ 子育てコンシェルジュが声かけ 悩み相談を実施 
・施設運営 直営時2名→15人雇用 東京おもちゃ美術館から2名 今2名市から派遣
・広報 プロジェクトチームがいくつかある。子供子育てプロジェクトチームで作成
・昨年転出より転入が増えている
・放課後児童クラブ第2子無料。第1子が利用していなくても兄弟の2子は無料
・市からの派遣 コトコトが運営 運営体制専門職 R7:23名(内訳 正規3名 館長と総務事業課長 定めのあるフルタイム準正規6名、パート12名 市から2名 専門職)
・保育士や教員などはしていない。やる気のある方を採用。
・教員や幼稚園 資格ある方3名 幼稚園2名 保育園2名 学芸員1名
・収入が利用料金と指定管理料 利用料金が挙げられる 最低賃金リスク負担 法人 あげにくい 若い方に来てもらいにくい
・周辺の波及効果4年 商店街が開き始めた コーヒーショップや少しづつお店ができてきた 民間の公民館的なところ
・歩行者天国でイベントをやるNPO 商店街を活性化するNPO 国の施策に参加している
・メンテナンス 突発的な物以外の修繕はない
・人件費以外 4千万くらい建物に対する費用ではない
・修繕費としての支出が 修繕する専門家がいる 年2回1週間メンテする期間
・ふるさと納税を活用 集まったのはR6:119億から120億 全国10位くらい お魚とサッポロビール 水道も使ってもらえるので大口 サッポロ黒ラベルとネギトロが人気 静岡発祥のキムヘボン 東京で全国展開 
・学校教育16億使っている
・こども館の絵本は市の司書が選書し、センスが良いという評判
・メンチンという陳列方法
・人気のあるカフェが施設内Cafeカフェを運営
・戻り鰹をイメージしたサポーターズボードで支えられている人がわかり、リピーターも
・木にかかわる方が本気で考えたおもちゃ博物館は木育も兼ねている
・意識したのはお父さんがいても違和感がないように木育
・畳で寝転がるお父さんはいない
・いとのこ教室はこどもの手が一番人気
・毎年選ばれるグッドトイで日本のワザ 
・フレイル予防になるおもちゃも展示
・姫路コマはもう職人がいなくなったとのこと
・アテンションエコノミー 情報の偏食

-所感-
子どもの関心と育成に財源を確保する中、森林環境譲与税や合併債もも活用している。合併した大井川町は交付税不交付団体とのこと。また、ふるさと納税が全国10位の119億。 サントリーの存在も大きく、市の水道も大口利用者とのこと。また職員の発想が豊岡市と異なり、指定管理先に職員を出向させている。官民連携は責任を放棄するのではなく役割を分担するためであり、民間が優れている所は民間で持続してもらう仕組みを考えている。職員の資質向上にも役立っている。

〇3日目:静岡県磐田市

磐田市
人口(R7/3/31)
164,914人
面積
163.45㎢
産業別
第1次 0.4%
第2次 47.9%
第3次 51.6%
分類不能 0.1%
就業人口
82,775人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 磐田市は、静岡県西部の天竜川東岸に広がる地域であり、遠州灘に面しています。東海道の中間地点に位置し、交通の要所として発展してきたため、東西方向の交通体系に恵まれています。 鉄道は、東海道本線が市の中央部を横断し、天竜浜名湖線が市の北部を縦断しており、住民の交通手段として日々利用されています。 また道路は、東名高速道路、新東名高速道路、国道1号、150号、150号バイパス、県道、市道から構成されています。
 奈良時代には、遠江国分寺と遠江国府が置かれ、古墳時代の900基以上の古墳が現存するなど、歴史が語りつがれている”まち”です。江戸時代には、東海道53次見付宿として繁栄するなど、東西交通の要所として発展してきました。 近年では、地場産業である繊維産業に加え、金属、自動車、楽器などの工業都市として、また、農業産出額も県内屈指で農・水産物として温室メロンや茶、白ねぎ、海老芋、中国野菜、シラスなどが有名です。都市部と農村部が均衡ある発展を遂げている地域です。 豊かな香りが特徴的なマスクメロンの産地です。



・視察テーマ:ながふじ学府小中一体校について

-メモ-
・山間部と海岸線 学校の数が豊岡市と同じくらい 小学校22校、中学校10校
・中学校区を学府と呼ぶ。律令時代に国府があったことから由来 
・向陽学府来年4月開講 整備中 800人くらい 4校が小中一体校として 3つの小学校が向陽小学校に スクールバス運行
・令和3年開講 ながふじ学府 義務教育学校ではないので学校施設が共存している形
・H28 小中一貫教育開始 子供のつながりを 分離型で
・H29 基本設計に着手 R3
・成果 自己肯定感向上、憧れの醸成
・課題 さらなる小中一貫校、コミュニティスクールの質的向上
・施設が分離でも進めていきたいが、一体になることで課題の克服が期待できるのではと
・多機能型学校 複合化というより一体効果。地域とのつながりと多機能性を持たせていく
・児童生徒の推移 10年後には市内の生徒数は1万人を切る
・施設の老朽化 S30年代から50年代に改修建築、60年経っている学校がある 
・心の豊かさと逞しさを持ってほしい
・新たな学校づくり、9年間の新カリキュラム
・多機能型学校地域とのつながり 人としての可能性と学びの可能性を伸ばす
・一体校と一貫校 一体校とは 複数の施設が一つの建物に一体化された学校施設
・9年間を一貫して行う教育が一貫校なので全てが一貫校
・質の部分とハードの部分の違いがある 3つの形態 未来型学府一体校=来年度の向陽学府
 向上型学府一体校=ながふじ学府は将来未来型学府になるか
・今後の方向性 子供の数の推移と地域の方との協議で決めていく
・充実型学府一体校 既存施設のまま小中一貫教育を推進し社会教育施設等を含むもの
・メリットデメリット 市教委からの話と現実の話は違う
・一体校統括主任 なぜできたのか 行った以降の職員が難しい
・2人校長2人教頭 別々の仕組みで別々の時間 部活も教育課程外だからグランドあけてよ、体育館あけてよと言われる。
・単独校の1.5倍くらいの労働力と気の使い方は大変
・分離型 教務 3つの頭を持っていないといけない めちゃめちゃ大変
・児童目線はメリットしかない とてもいい 不満も聞いてくれる安心 最大のメリットは不登校数が最も少ない。中1ギャップがない、不登校率が少ない
・中2ギャップが生まれる不思議、不登校が生まれる研究中
・学力 一体校になったから上がったかということはない、14年前の方が学力があった
・一体校は先生方がたいへん 教科のレベルで話し合うところに行かない 教科の話し合いは10年後だなというビジョン  総合的な学習は模索していこうと4年間模索
・職員から不満続出 トライアンドエラーの繰り返し 教科のところに届かない 感触としてはない 
・部活動の変化はない 小学生は見やすいが見せると東小から文句
・視察の時は綺麗事 出来上がったあとは本気にならないと
・先生方と対話してギャップを埋めていかないと、乗り越えていかないと進められない
・建設費
 建築工事 解体2.2億、建設費58億、グラウンド開校後3.5億 設計業務や管理費含めると67億くらいの工事費
・財源 負担金 耐震が弱いものの交付金 プール・体育館国県補助7.2億ほど 残りは市費
・プール 駐車場が不足すると想定、学校図書室を地域に使ってもらうスペース確保のためにプールを屋上に配置し1億増えた
・災害時に水を使いやすく 駐車場確保が第一 事務局アイデア
・避難所の学校利用対応 エレックピース ガソリンの発電機をつなげると電気がつくものを2台
・地下水が豊富 天竜川の近く 井戸水を使用 受水槽が2つある 水が出せる仕組み
・建物の設計 水害対策50cmくらい上げている 空調設置を予定今後整備
・部活動
 部活動改革 放課後活動課R5年度にできた 放課後児童クラブと部活動の2つの活動をする 
・運動部105、文化25の130が活動している
・地域移行のグランドデザインを考えた 夏の大会が終わったら地域活動へ
・地域クラブ活動事務局を務める 市の教育委員会が スポカル岩田 
・130の部活動から130の地域クラブとは考えていない
・中学校からの10校再編する 地域ごとに3つくらいのクラブを作っていく
・部活動にないクラブ16クラブが地域クラブとして
・ニーズ調査をして今年度16クラブ もう少し20クラブまで 将来的には50クラブまで想定 
・特別支援学級は4学級ほどある スマイルLD2級もある 週1回通常学級 完全に通える子ではない子を見ている 支援学級相当の子が増えてきている
・プール設置は新設校はしない。
・プール利用もそうたが、部活動の地域移行は小中一体校では教育課程外ということから体育館や運動場利用が混雑して調整が困難である。
・体育館の仕立てが悪く、よく弁償や修繕が発生する。

-所感-
義務教育学校とすることで校長が一人でいける。一体校は小学校と中学校それぞれに校長や教頭がいて、命令系統に問題がある。子供にとってメリットしかないとはいえ、小学校と中学校の授業時間の差など課題は多く、教職員の折り合いが悪くなりがちで職員室に壁を設置した学校もある。また小中学校数が磐田市と同じ豊岡市は本気で整理していくルールを作る必要がある。

追伸
帰り。京都までの新幹線に乗り込んですぐ、皆寝落ちしてしまうほど、大変充実した委員会視察でした。しかし全員とは。日程詰め込みすぎでしたかね。

2025年5月17日土曜日

会報30号立夏号、毎日少しづつ配布しています

毎月更新としつつも油断すると忙しさにかまけて更新を忘れてしまっています。
ネタはいくらでもあるのですが・・・。

3月は、新年度予算という大ネタのある議会があり、新しい施策がたくさん出てきました。議会が終わると送別会や総会に向けた役員会などが徐々に増え、4月になると選挙モードになって行くはずが、市長選も補欠選も人数の割に盛り上がりに欠ける状況でした。

そして選挙結果はご存じのとおり。
2期目に期待したかった関貫前市長。本当にお疲れ様でした。
どれほどネガティブキャンペーンをされても淡々と地味に課題解決を積み重ねる姿は但馬人気質だったなぁと改めて評価します。

3月議会では、出番が後半でした。市長の主要施策は先輩議員にお任せして触れる事がなかったため答弁が殊の外薄く、教育長の答弁は逆に。今回は項目が多めだったのであえて教育長とのやり取りは少なめにしていました。一度ゆっくりと議論したい所ですが、項目絞らないといけませんね。

前市長との質疑、これが最後となったのは残念でしたが、振り返って考えるといつもこんな感じでした。6月議会は門間新市長との質疑になります。個々具体ではなく、市政の大きめの課題でネタを考えたいと思います。

さて、季刊「ひろしんぶん」です。読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみて、こう思ったなど感想もご一報いただければと思います。郵送でお届けしている皆様、準備がまだ出来ておらず、もうしばらくお待ちください。

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3月議会の一般質問リンクも掲載します。

大項目は少なくてもそれぞれ中項目や小項目がたくさんになると時間は足りません。聞きたいことは山盛りありますし答弁からさらに触れたいときも。あとから見直すともっとああ言えばこう言えばと思うこと多々。常に反省です。是非ご感想もお聞かせください。


あとユーチューブでの公開実験も昨年から始めています。表記ゆれがまだまだ激しいのですが、年が経てばよくなっていくことと期待しつつです。こちらもぜひご覧ください。

2025年3月6日木曜日

但馬圏域健康福祉推進協議会医療部会を傍聴して

外来患者が多く、なかなか診てもらえないという話をよく聞く豊岡病院。

養父市で実証実験が進むオンラインによる遠隔診療についての話をお聞きし、対面と遜色がないとのことで外来負担の軽減につながり、公共交通が脆弱な地域に住む方にとっては使えるツールになるのではと思いました。

また但馬ではゼロである在宅患者緊急入院支援システムや転院できるシステムと合わせた在宅療養後方支援病院の話など医療機関の新モードに対するヒントがたくさん取り上げられ、とても期待したいなと思います。

一方で、救急医の現状についての話は大変ショッキングでした。
20人の医師がおられ、そのすべての方が200時間を超える莫大な超過勤務状況であり、1次や2次で支えて欲しいとの切実なお願いは、但馬医療圏域が崩壊寸前であり危機的な状況であるかと。

病院組合は赤字で苦しみ、新棟建設も資材高騰や入札不調、患者であふれ、医師は常に過労状況・・・どういうシステムにすることで抜本的に解決していけるのか。一つ一つの課題と向き合って解決するだけではどうも及ばないように思います。

外部からの知恵者も必要不可欠ですね。

2025年2月24日月曜日

会報29号向春号、すきま時間に配布中です

暖冬にすっかり慣れきっていましたが、今シーズンは雪がよく降りよく積もります。
軽トラのありがたみをいつも以上に感じます。世界に誇るオフロードの傑作かと。

1月2月は、日に3つ会議があったり新年賀詞交換などスケジュールに空きがないほどで、週に2・3日は外食や夜遅くの食事で調子がイマイチ。
片手間に12月議会のまとめをしつつ、議会広報広聴の編集会議やら北但議会の質問やら5月の視察先の検討やら。それに加えて様々な連絡調整をこれでもかというほど。ついでにカラダも張ってきらめき日高チームで大縄とび大会も出場し、十数年履いた体育館シューズもお役御免に。
もはや担い手世代真っ盛りということでしょうと無理やり納得することにしました。

12月議会では、ヒトにフォーカスしつつ、市長の3年の成果をお聞きし、まちのハード整備における人への配慮の状況やソフト事業における職員や職員以外への波及効果などなど。配慮が不足していることを暗に指摘しても理解されないのがもどかしい所です。言葉数多く説明したところでしていないものはしないか研究してみるとしか返ってこないのもいつものこと。わずかな外圧でしかない議員の限界とあきらめず、懲りずにかみ合う議論を目指します。

季刊「ひろしんぶん」を読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみてこう思ったなど感想もございましたら、ご一報いただければと思います。郵送でお届けしている方々、もうしばらくお待ちください。

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12月議会の一般質問リンクも掲載します。

盛りだくさんの項目になるといつも時間が足りなくなってしまいます。それでも限られた機会です。要点を抑え完結明瞭に行きたい所ですが、果たしてできているのかいないのか。下記より動画をご覧いただければ幸いです。是非ご感想もお聞かせください。


あとユーチューブでの公開実験も昨年から始めています。表記ゆれがまだまだ激しいのですが、年が経てばよくなっていくことと期待しつつです。こちらもぜひご覧ください。

2025年2月20日木曜日

出演しました!→【鍋会とよおか】あるまま(画流有限会社)&豊岡市議会議員【清水ひろしさんに根掘り葉掘り】

西垣さんに前からちょいちょいオファー頂いていました事が実現!
YouTubeの生配信に出演させていただきました。
この時期いつもお約束の雪!遅れたら大変だと少し早めに出たら早く着きました。
若い世代に話すにはもう昔話(20年以上前の話!?)なのですが、何かのヒントにつながればいいなと思いました。
改めて自分の事や会社の事をふり返り、これまでの歩んできた道があって今に至るんだなぁと。一つ一つ積み重ねですね。
お時間ある方、是非ご覧いただければと思います。
https://www.youtube.com/live/3BS0RflVNrg?si=gP_XqldFNNlwO6BC

2025年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます

 皆さま良い年をお迎えになっていることと思います。

旧年中はホント色々ありましたが、おかげさまで無事乗り切ることができました。ありがとうございました。

本年は節目の年です。台風23号そして市町合併から20年、阪神淡路大震災から30年、北但大震災から100年、昭和も100年の年を迎えます。

市議会議員2期目の仕上げの年として、しっかりと市民のため市政と向き合って参ります。

本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

清水 寛

2024年11月23日土曜日

会報28号晩秋号、スイマセンまだ校正中です!

会報28号晩秋号、今回は第1戦の衆議院議員選挙と11月臨時議会に向けての役員選考、そして第2戦の兵庫県知事選挙と怒涛の状況で作業が遅れました。

11月に受けた健康診断では体重が3kg、ウエストも6cm減り検査頂いた保健師さんから「おめでとう!」と声掛けいただきました。前回選挙時に体験した選挙ダイエットですね。真相は口内炎による食欲不振、やっぱり食べないと痩せますね。久々に肥満度がマイナスになった身体を少しでも維持していきたいと思います。

9月議会ではトップバッターに同月末に急逝された木谷議員が登壇されました。改めて思い返すと最期の遺言のようにも聞こえます。最期まで病気を隠して自分の信念を貫くオールドスタイルの議員像には敬意を表します。もっともっと豊岡市のために活躍いただく必要がありました。残念で仕方ありませんが、ここにご冥福をお祈りいたします。

9月議会では市の事務誤りがあまりに頻発する事態や異常気象が生活へ与える影響から質問を全体論に展開する実験的スタイルで聞いてみました。難しいことを聞いていないのでお答えいただけると踏んだのですが、無念の通告外!議長次第の面もあり、これに懲りずまた機会を見てチャレンジしてみたいと思います。

季刊「ひろしんぶん」を読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみてこう思ったなど感想もございましたら、ご一報いただければと思います。

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9月議会の一般質問リンクも掲載します。

通告外を承知でどこまでも踏み込んで議長に注意される質疑の様子は、下記より動画をご覧いただければ幸いです。是非ご感想もお聞かせください。