2019年5月28日火曜日

委員会で管外視察へ その1

総務常任委員会で2泊3日の管外視察に行ってまいりました。

視察先は北海道東川町と北海道大学(札幌市)

昨年の視察を振り返ってみても、見るもの聞くもの全てが様々な学びに満ちてます。
またトラブル続出の珍道中も約束されたも同然(?)
気持ちを引き締めて臨んでまいりました。

一度で紹介しきれないので、2泊3日を2回に分けてレポートしてまいります。

-1日目 北海道・旭川市-
日高振興局に8時20分集合、伊丹空港から羽田空港を経由して旭川空港へ。
空港から望む大雪山連峰は雪を頂き、雪国から来たにもかかわらず雪が珍しく感じました。ホテル到着は17時前、飛行機以外での訪問はなかなか難しい地だと改めて感じます。
夕食まで1時間ほど。チェックインして部屋から外を見ると傍にロータリーが!
早速旭川市内の散策をしてみました。

豊岡のロータリーと比べ、少し大きめ。ただ進入路や横断歩道に信号がついており、本来の機能が果たせないのではと。結構車の流れが滞っていました。
グーグルマップで確認するとホテル周辺に図書館、公会堂、文化会館、市役所などの機能があり、せっかくなのでぐるっと歩いてみることにしました。

雪のせいか舗装の傷みが激しく、またいたるところに駐車場が点在。建物と建物の間の区画が駐車場となっていました。昔はここにも建物があったのかもしれませんが。
「彫刻のまち旭川」と芸術文化に力を入れている都市らしく、様々なモニュメントや彫刻が置かれています。
買物公園という商店街は、昔は車が通っていましたが全面通行止めの恒久的歩行者天国としたことで有名でした。
かつて職場の上司が視察に訪れ「あれはダメだ」とつぶやいていたことを思い出し、今回初めて足を運びましたが、閑散とした風景が・・・

翌朝も早朝から散歩。市役所の隣にあった建物を別館と思っていましたが、星野リゾート OMO7旭川(元旭川グランドホテル)でした。中に入ってみたかった!

-スペック比較-
旭川市 人口 337,998人(H30-9-30)、面積 747.66km2
 産業別 第1次 2.7% 第2次 17.1% 第3次 76.2% 分類不能 4.0%
 就業人口 152,385人
豊岡市 人口 82,624人(H30-4-1)、面積 697.55km2 
 産業別 第1次 6.1% 第2次 27.0% 第3次 65.1% 分類不能 1.8%
 就業人口 40,709人


-2日目 北海道・東川町-
ようやく視察地の一つ目です。人口減少社会の中で42年ぶりに8千人を回復したという数少ない人口増を達成した町。平成5年に7千人を切った町がここまで回復できたのは、北海道第2の都市である旭川市の隣という立地だからということではない。視察が大変楽しみな町でした。

-スペック比較-
東川町 人口 8,382人(H30-12-31)、面積 247.06km2
 産業別 第1次 20.8% 第2次 16.9% 第3次 62.3% 分類不能 -%(2015)
 就業人口 3,923人(2015)
豊岡市 人口 82,624人(H30-4-1)、面積 697.55km2 
 産業別 第1次 6.1% 第2次 27.0% 第3次 65.1% 分類不能 1.8%
 就業人口 40,709人

■移住定住推進施策について
・国道、鉄道、上水道がない→大きい道 北海道がある(町長のつかみ)
・土地がないので企業誘致はやっていない
・公営の日本語学校、学費や生活費を補助。アルバイトをして授業料を納める仕組みが課題
・起業家支援が使いやすいと評判
・地域交流センターと併設した大きな小学校、冬はグランドにクロスカントリーのコースも
・お母さん方は近隣市町を調べている。
・木工のまち、生まれた子に最初のイス、中学校卒業したらイス。
・ふるさと納税は株主制度とし、きていただく仕組みを中心に考える。
・町長→チャンスは誰もやらない所にあると思う。やっていないことをチャレンジやろう。
・ワンストップ窓口で町内会加入を促進。行政はパートナー。
・写真のまち、写真甲子園はキャノンと提携。ホームステイや町内外ボランティア。500校以上から18校を選抜→来町へ補助
・写真甲子園は映画化、そしてコミカライズ化と。
・住宅政策は土地開発公社で分譲地を実施。平成26年に小学校を建設。平屋で東京ドーム3~4個分の敷地
・道の駅にはモンベルの直営店が併設
・中学校まで医療費は無料、また保育料も低く払いやすいように→
・「予算がない」「前例がない」「他でやってない」この3つの言葉を言ってはいけない

■定住増加のポイント
・住宅や子育てに関する徹底した取組
・小学校周辺への分譲地と東川スタイルと称される景観に配慮する住宅設計指針
・図書館を中心とした複合交流施設→合築
・町立日本語学校と国際都市
・株主制度という交流人口増加への取組→クルーカードと同じくポイント制度

■周辺観光
雨の中、美瑛のスポット観光をしつつ札幌へ。
セブンスターの木やケンとメリーの木など見所を見つつも、伸びたフキノトウやつくし、耕された広大な大地に目が行きます。
「青い池」という新しくできた人工池?では韓国語が飛び交いさながら外国のよう。
白髭の滝ではついに雪が混じり、寒さが骨身にしみます。

そして3日目 北海道・札幌市の北海道大学へ続きます。

2019年5月10日金曜日

後援会の会報第6号春号配布中です!

 一か月ぽっかり更新が空いてしまいましたが、3月議会を中心にまとめた後援会報第6号、春号と言いながら初夏の陽気の中ボチボチ配布しています。
 今回は劇団「青年団」移転についてと豊岡市の経済施策について質問いたしました。自らが質問したことだけではなく、同僚議員の質問したことも大変勉強になりいくつか解説もしていますが、そうこうしているうちに6月議会が間近に迫ってまいりました。総務委員会の管外視察で学んできた内容を中心に組み立てていきたいと思います。
 5月末ごろには郵送の準備を整えてお届けしたいと思います。ぜひご感想をお寄せください。 
 
引き続き「自分の地区内だったら配るの手伝うよ」と手を挙げていただける方、ぜひご連絡ください。ホント助かります。よろしくお願いします。

 ちなみに3月議会の一般質問リンクを掲載しておきます。どんな感じで質問してるの?と気になる方、ご覧の上で是非ご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。
 >>3月議会 市議会インターネット録画映像(第3日 3月5日)