1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言われるように年始から怒涛のスピードで時間が過ぎていきます。3月議会までの間に様々な行事や視察も多く組まれ、そのまとめにも四苦八苦です。前回に引き続き今回の視察も様々な方にお世話いただきながら個人的に興味ある分野を中心に予定をさせていただきました。
1日目-明石市-
明石市(あかしし)は、近畿地方の中部、兵庫県の南部、淡路島の北側に位置し、その島が望める明石海峡に面する都市。兵庫県東播磨県民局に区分されており、中核市に指定されている。東西に長く瀬戸内海(播磨灘)に面し、古代から阪神と播磨を結ぶ陸上交通、本州から淡路島を経て四国に通じる海上交通の重要な拠点になっており、明石海峡大橋開通前は明石フェリーが玄関口であった。源氏物語の舞台地である。
近年は神戸市や大阪市、阪神間のベッドタウンとして住宅が造成された。JR明石駅からJR三ノ宮駅(三宮)までの所要時間は新快速で15分、JR大阪駅(梅田)までは37分である。
日本標準時の町として知られる。日本標準時は明治初期は京都伏見を基準地点としたが、明治19年より国際的に地球の経度・360度を24分割する15度の倍数を基準とすることとなり、日本では東経135度が日本標準時子午線と定められ、線上の明石が「子午線のまち」として定着した。子午線上の明石市立天文科学館には、日本標準時を刻む大時計が設置されている。(Wikipediaより)
明石市 |
人口(R2/1/1)
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299,333人
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面積
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49.42㎢
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産業別
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第1次 1.1%
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第2次 25.6%
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第3次 68.4%
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分類不能 4.9%
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就業人口
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127,816人
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※産業別、就業人口はH27国勢調査時
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豊岡市
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人口(R2/1/1)
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78,192人
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面積
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697.55㎢
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産業別
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第1次 6.1%
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第2次 27.0%
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第3次 65.1%
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分類不能 1.8%
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就業人口
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40,709人
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・視察テーマ
障害者に対する配慮を促進し誰もが安心して暮らせる共生のまちづくり条例(障害者配慮条例)について
障害のある人への差別をなくしていくことで、誰もが安心して暮らせる共生社会を実現することを目的として、「明石市障害者に対する配慮を促進し誰もが安心して暮らせる共生のまちづくり条例」(通称「障害者配慮条例」)を制定。障害のある人もない人も誰もが安心して暮らせる共生のまちづくりを実現していく過程を、5つのステップでとらえている。障害者差別解消法が施行された現時点で、ステップ3まで実現した。今後は障害のある人への差別をなくしていくための具体的な取組を進め、次のステップを目指していく。
-メモ-
共生のまちづくりを進める中、合理的配慮の提供を支援する制度を設ける。
市がちょっと後押し出来ることを進めるも民間事業者が分かりにくいとの声→点字メニューや筆談ボードへ助成。
商店街へ面的バリアフリーを推進。
障害者差別は差別解消ではなく誰もが暮らしやすいまちにすること→明石市インクルーシブ条例制定へ。
地域づくり協議会を設立し、職員はオブザーバーで参加。理解、啓発を時間をかけて少しずつ。
条例制定後、当事者との距離が近くなった。商業者目線をもう少し話をしながら。
議論を重ねるよりスタートする最低限で。走りながら考える!
-所感-
市長のトップダウンによるところが大変大きいと感じました。報道で報じられる市長像と現実の市民の感覚はずいぶん違うように思います。また市長のバックボーンや現場主義がやはりまちづくりの熱源だと改めて思いました。
※父の仕事の関係で浜甲子園に住んでいたそうで、明石市役所に出生届を提出したとのこと。不思議なご縁です。
2日目-滋賀県湖南市-
湖南市(こなんし)は、滋賀県の南部(甲賀地方)に位置し、南北に阿星山系、岩根山系を擁し、中心部を東西に野洲川が流れる。市名の「湖南」は大津市南部から旧甲賀郡にかけてを指す広域地名であり、湖南市域は琵琶湖と接していない。
野洲川に沿うように国道1号とJR草津線が走り、東西交通の要衝となっている。江戸時代には東海道51番目の宿場町である石部宿が栄えた。しかし、保存活動等をしてこなかったため、当時の面影は残っていない。戦後は、高度経済成長とともに、隣接する栗東市(当時:栗東町)の名神高速道路栗東インターチェンジと竜王町の竜王インターチェンジを活用して、県内最大の工業団地である「湖南工業団地」が造成され、産業構造が第二次産業に大きくシフトした。滋賀県は相対的に県南部が人口の増加傾向、県北部は減少傾向が見られるが、位置的には県南部である湖南市は甲賀市とともにここ数年来は人口が緩やかに減少傾向である。
市内にある3つの寺院(善水寺・常楽寺・長寿寺)は、本堂や三重塔が国宝に指定されており、「湖南三山」として、観光PRしている。(Wikipediaより)
湖南市 |
人口(R2/1/1)
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55,284人
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面積
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70.40㎢
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産業別
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第1次 1.4%
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第2次 42.6%
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第3次 52.1%
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分類不能 3.9%
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就業人口
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27,404人
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※産業別、就業人口はH27国勢調査時
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豊岡市
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人口(R2/1/1)
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78,192人
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面積
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697.55㎢
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産業別
|
第1次 6.1%
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第2次 27.0%
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第3次 65.1%
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分類不能 1.8%
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就業人口
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40,709人
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・視察テーマ
湖南市地域自然エネルギー基本条例及び市民共同発電所、地域活性化事業について
この条例は、地域の自然エネルギーの活用について、市、事業者および市民の役割を明らかにするとともに、地域が主体となった取り組みによる地域社会の持続的発展に寄与。
平成23年度総務省の「緑の分権改革」を受託し、地域の環境・福祉資源(ヒト・モノ)を活かした「障がい福祉」「観光・特産品」「自然エネルギー」の3つのプロジェクトを軸として、地域循環システムの構築に取り組んできた。
自然エネルギーについて、地域で生み出されたその利益は、地域の支え合いに使うという「地域での循環」が大切。地域経済の循環に貢献できるような自然エネルギーの活用には一定のルールが必要であり、地域自然エネルギー基本条例を制定した。
地域が主体となった地域社会の持続的な発展に寄与することを目的とし、自然エネルギーの積極的な活用に取り組んでいきたい。
-メモ-
地域の中で経済を回していこうと言う中で地域のエネルギーは資源であることからエネルギーを回して経済を回していこう。
琵琶湖がある滋賀には環境意識の高い人が住んでいる。
循環社会づくりはあるもの探し、あるもの生かし。地域にあるものを使っていこう。
商品券は市内で使われる=経済循環
福祉事業に太陽光発電は関係が難しい→芋発電
6次産業化しつつある
棚で土がなくても出来る栽培で3から8倍の収量
林福連係
福祉事業は小規模、双方向=電力事業も同じ
市長のトップダウンで条例化
滋賀の特色は百姓も庄屋も一緒にやってきた→共働 市民共同発電所
エネルギー課
お金は出さないが人は出す お金がないから知恵
小さい施設を点在させて地域の障害者を支える=負担小
我がこととして=共同出資
元本保証をと言ってきた→固定価格買取制度へ結実
工事も信託も他府県事業者→市内業者、地元信用組合へ
匿名組合方式 スマートグリッド、グリーンボンド
-所感-
様々な取り組むが取り組みを生んでいく好事例でした。そこでも主役は人であり、人にしっかりとフォーカスして取り組むから次々に事業が育つのだと。
何年も先を行く事業なのでまだまだ小さいのですが、だからこそ凄いことです。
これからもフォーカスしていきたい。
築40年というものの大変立派な議場。交付税不交付団体になったこともあるという湖南市、全国に先駆けて工業団地整備が進められたとのこと。先見の明ですね。