2025年5月25日日曜日

文教民生常任委員会管外視察イン愛知・静岡

文教民生常任委員会の管外視察で5月19日~21日まで初の東海地方へ。
議員2期目で3回目の視察団長(委員長なので)です。

〇1日目:愛知県豊川市
 この視察最大の山場がこの日の移動と言っても過言ではありません。珍道中の多い視察ですが流石に乗り損なったりすると後の日程に響きます。事務局の担当者さんは何度も何度も切符を出して確認されていて。大丈夫、何かあっても何とかなりますってと声を掛けました。

移動:江原駅→京都駅→名古屋駅→豊橋駅→国府駅→諏訪町駅

豊川市
人口(R7/3/31)
176,688人
面積
161.14㎢
産業別
第1次 4.9%
第2次 37.4%
第3次 55.6%
分類不能 2.1%
就業人口
96,606人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 豊川市は、愛知県南東部に位置し、市域面積は161.14平方キロメートルで、北側は県立自然公園に指定されている本宮山麓が連なり、中央部から広がる平野の東部には一級河川豊川(とよがわ)の清流が流れ、そして南部では波穏やかな三河湾を望むことができ、「山、川、海」といった豊かな自然環境に恵まれています。
 古くは三河の国府、国分寺、国分尼寺が置かれるなど、この地方の政治・経済の中心として栄えてきました。近世以降は、東海道の御油・赤坂宿、豊川稲荷の門前町として多くの人に親しまれるまちでした。昭和14年からは、東洋一といわれる豊川海軍工廠の建設とともに周辺地域の開発も急速 国分尼寺史跡公園 に進み、昭和18年には、豊川町、牛久保町、 国府町、八幡村の3町1村が合併して豊川市が誕生しました。しかし、昭和20年8月7日、B-29爆撃機の空襲により、2,500人を超える尊い命が奪われ、まちが壊滅状態になるという悲惨な体験をしました。戦後、東名高速道路豊川インターチェンジの開設を契機に、市内の幹線道路網が発達し、工廠跡地への企業誘致などにより着実に復興の道を歩み始めました。 また、豊川用水の全面通水に伴い農業が盛んになり、スプレー菊、バラや大葉の栽培を中心とした施設園芸が発展しました。 さらに平成18年から平成22年にかけて、宝飯郡4町(一宮町、音羽町・御津町、小 坂井町)と3度の合併を行い、人口18万人の東三河地域の拠点都市となり、現在に至っています。


・視察テーマ:重層的支援体制整備事業について
-メモ-
・経緯 H29地域包括ケアから地域共生について検討スタート
・地域共生を検討していて重層的支援へ
・重層をこれからするなら移行準備事業はやってもやらなくてもいい(今はあまり移行準備はいらないかと)
・苦労した点は、関係部署を巻き込まなければならず、納得してくれるところとそうでないところがある。
・支援関係機関はいろいろ。仲の良し悪しはある。
・社協にお願いしている。エリア全て。他機関がいくつかが入ると調整が難しい。
・社協が担っているからうまく行っているがここを国から追求されていて課題
・特徴 コミュニティソーシャルワーカーを前から 地域づくり推進員も置いている。
・高齢者のためのCSWだったのが重層で幅広く対応、勉強会を行なった。
・連携に関して陥りがち、引き受けてくれるとまたがるケースを重層に投げると崩壊する。
・庁内連携会議は普及させる会議をやる。縦割りの良し悪し、連携する意味に力点をおいて 毎回アイデアを出すのが難しい
・外との連携、メインはCSW 福祉関係事業所。
・毎年同じ勉強ではなく、地域活動をしている方をゲストスピーカーにお話を聞く会
・生きやすい福祉循環のある社会。1時間ぐらいのグループワークは皆帰らない、話し合いが始まって止まらない
・地域をどう作っていくか。行政が作ろうとしてもすぐ限界が来る。
・伝達する手段がない→ウェブアプリ。チラシを簡単に掲載、ダウンロードがいらない地域資源マップになっている。元々はためマップ(神戸にあるためま株式会社)
・元々商工観光課がスタートアップ事業、その中で出会った企業。ジョイナス豊川
・社協を2名ではなく市役所1名としたのは福祉専門員を置いて長期スパンで
・重層推進委員として担当者レベルで連携が取れるか取れないかが肝
・事業が始まる前と始まってからの状況、336件から本格実施2936件
・相談経路は本人からの相談が圧倒的。家族親族も増え続けている。
・どのような問い合わせ 障害、メンタルヘルス、困窮多重債務、40代50代引きこもり・ニート。全部が繋がりながら複雑化多様化。不登校や中退も増えてきている
・重層の前には入ってきていない内容、スキルをしっかりつけないといけない。
・内容も多岐にわたり関係機関との連携で解決もある。ソーシャルワーカーが伴走
・R3、4 高齢者が多かったが5、6は自身。20代から50代までで50%
・地域づくり事業の中で得られるのは笑顔が見られること
・令和6年相談数の推移 引きこもり、8050 どんどん増えている
・参加支援と連動する活動はまだまだ増えるかと
・伝承と地域交流 下の世代に伝えていきたい
・人と人、人と資源を結びつけることを大事にしている 地域づくり事業の肝となる
・制度福祉には限界がある。成立するところは参加支援をしているところ

-所感-
 やはり社協との連携が鍵であり、社協の職員を市職員に迎えいれている。これにより市から一方的な業務依頼とならず、意図を汲んで取り組みに繋がりやすくなっている。
 また社協は介護事業から撤退しており、社協の人件費は市から100%出ている。
 社協地域づくり課では市民としっかり繋がりを作っており、障害者や高齢者とも連携しており、市と社協が役割分担をしながら市民生活に根差している。
 豊岡市での不整合性の原因の一つには、指定管理制度のあり方、市の働き方改革の元で仕事の押し付けやパートナーシップとはいいがたい上下関係に起因しているのではと。

〇豊川稲荷
 今回も視察終了後は日本三大稲荷の一つと言われる豊川稲荷へ。午後4時を過ぎていることもあり閑散としており、年間500万人を集客する片りんを体感することは・・・。ただ、伽藍と言っていいのかどうか、スゴイ規模感でした。


〇2日目:静岡県焼津市
 午後からの視察受け入れのため、午前中は浜松城でボランティアガイドさんの説明を聞く。

〇浜松城
 徳川家康公ゆかりの地であり、出世城ともいわれたこのお城。市民の寄付により再建されたのですが予定した額に届かず、4層が3層になりサイズが4分の3と。三方ヶ原や富士山も見えるとのことでしたが・・・ヤマハの本社ビルが城から富士山の見えるラインを隠すとのことですこーし横にずらしたとのことが愛だなぁと。歩きすぎて午後が少し不安です。



焼津市
人口(R7/3/31)
134,668人
面積
70.30㎢
産業別
第1次 1.6%
第2次 32.1%
第3次 66.4%
分類不能 2.2%
就業人口
64,634人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 焼津市は、東京から西へ約193キロメートル、名古屋から東へ約173キロメートル、京浜・中京のほぼ中間に位置します。 その玄関口としてJR東海道本線に「焼津駅」と「西焼津駅」の2駅、東名高速道路には焼津ICと大井川焼津藤枝スマートICがあります。
 北は旧街道が通る日本坂峠を含む高草山山地によって静岡市と接します。地勢的に明確に分かれていますが、古代から峠越しに旧街道でつながり、交流は続いてきました。西は同じ志太平野で藤枝市、島田市に接続し、南は大井川を隔てて吉田町と接します。志太平野は大井川流域の文化圏として人的交流も盛んで、歴史文化に多くの共通点が認められます。 大井川上流の川根本町などとも木材の流通などを通して、歴史的なつながりがあります。また、大井川は天正の瀬替え(1590年) 以前は本流を和田浜付近としていました。古来より駿河・遠江国の境は大井川とされていたため、瀬替え以降も大井川地区は周辺を含めて遠州分とされており、大井川越しに接する吉田町以西の歴史文化とも関係を持っています。



・視察テーマ:ターントクルこども館を中心とした子育て支援策について

-メモ-
・おもちゃと絵本。子供を中心とした施設
・開館当初は入場制限、4年目30万人達成。休日800人 好評
・子供支援施策少子高齢化 子育て支援施策の充実 10年来重点施策の子育て環境の整備として
・屋内の子供の遊び場と深刻な相談が一緒はどうかと、総合的な窓口と分けて作ること
・整備場所は市有地、旧副市庁舎
・多くの来場者で賑わう施設 当時15億 ふるさと寄付金と合併推進債、公設民営
・5つの建築デザインコンセプト
・運営計画 3年程度直営の間に市民人材の育成。法人設立支援し、指定管理者が管理運営
・R6年4月1日管理運営、15人市民を選考 中心的な人材を
・3階建てだが中2階があり4階建て。17億のうち駐車場と用地買収で2億増
・図書館方にも戸塚内新しい図書館 有料スペース 木の温もりあふれる 
・焼津えほんと えほんと〇〇と、つなげる 親と一緒に読める 本の書かれている内容で配置
・図書の貸し出しはしていない いつきても読みたい本が棚にある
・おもちゃ美術館 遊びの総合空間 大井川産木材利用
・飲食は外部委託、ミュージアムショップも指定管理の元販売
・運営 休館日水曜なのは子育て施設が日曜多い
・駅前の商店街のやすみと合わせて
・こども館の入館料は無料だがおもちゃ美術館は有料
・運営状況 こども館は4年で 31万人
・商店街の様子 市民の皆さんが変化 おもちゃ学芸員で通っている方もいる ボランティアの方によって魅力が増している
・設立背景と目的 子供を安心して育てられる 
・反応 市民満足度調査はしていないがまた来たいと好感触の口コミ多数
・ミュージアムショップ 木のおもちゃ 4台ガチャガチャ 6台に
・読み聞かせ 子育てコンシェルジュが声かけ 悩み相談を実施 
・施設運営 直営時2名→15人雇用 東京おもちゃ美術館から2名 今2名市から派遣
・広報 プロジェクトチームがいくつかある。子供子育てプロジェクトチームで作成
・昨年転出より転入が増えている
・放課後児童クラブ第2子無料。第1子が利用していなくても兄弟の2子は無料
・市からの派遣 コトコトが運営 運営体制専門職 R7:23名(内訳 正規3名 館長と総務事業課長 定めのあるフルタイム準正規6名、パート12名 市から2名 専門職)
・保育士や教員などはしていない。やる気のある方を採用。
・教員や幼稚園 資格ある方3名 幼稚園2名 保育園2名 学芸員1名
・収入が利用料金と指定管理料 利用料金が挙げられる 最低賃金リスク負担 法人 あげにくい 若い方に来てもらいにくい
・周辺の波及効果4年 商店街が開き始めた コーヒーショップや少しづつお店ができてきた 民間の公民館的なところ
・歩行者天国でイベントをやるNPO 商店街を活性化するNPO 国の施策に参加している
・メンテナンス 突発的な物以外の修繕はない
・人件費以外 4千万くらい建物に対する費用ではない
・修繕費としての支出が 修繕する専門家がいる 年2回1週間メンテする期間
・ふるさと納税を活用 集まったのはR6:119億から120億 全国10位くらい お魚とサッポロビール 水道も使ってもらえるので大口 サッポロ黒ラベルとネギトロが人気 静岡発祥のキムヘボン 東京で全国展開 
・学校教育16億使っている
・こども館の絵本は市の司書が選書し、センスが良いという評判
・メンチンという陳列方法
・人気のあるカフェが施設内Cafeカフェを運営
・戻り鰹をイメージしたサポーターズボードで支えられている人がわかり、リピーターも
・木にかかわる方が本気で考えたおもちゃ博物館は木育も兼ねている
・意識したのはお父さんがいても違和感がないように木育
・畳で寝転がるお父さんはいない
・いとのこ教室はこどもの手が一番人気
・毎年選ばれるグッドトイで日本のワザ 
・フレイル予防になるおもちゃも展示
・姫路コマはもう職人がいなくなったとのこと
・アテンションエコノミー 情報の偏食

-所感-
子どもの関心と育成に財源を確保する中、森林環境譲与税や合併債もも活用している。合併した大井川町は交付税不交付団体とのこと。また、ふるさと納税が全国10位の119億。 サントリーの存在も大きく、市の水道も大口利用者とのこと。また職員の発想が豊岡市と異なり、指定管理先に職員を出向させている。官民連携は責任を放棄するのではなく役割を分担するためであり、民間が優れている所は民間で持続してもらう仕組みを考えている。職員の資質向上にも役立っている。

〇3日目:静岡県磐田市

磐田市
人口(R7/3/31)
164,914人
面積
163.45㎢
産業別
第1次 0.4%
第2次 47.9%
第3次 51.6%
分類不能 0.1%
就業人口
82,775人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R7/4/30)
74,506人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

 磐田市は、静岡県西部の天竜川東岸に広がる地域であり、遠州灘に面しています。東海道の中間地点に位置し、交通の要所として発展してきたため、東西方向の交通体系に恵まれています。 鉄道は、東海道本線が市の中央部を横断し、天竜浜名湖線が市の北部を縦断しており、住民の交通手段として日々利用されています。 また道路は、東名高速道路、新東名高速道路、国道1号、150号、150号バイパス、県道、市道から構成されています。
 奈良時代には、遠江国分寺と遠江国府が置かれ、古墳時代の900基以上の古墳が現存するなど、歴史が語りつがれている”まち”です。江戸時代には、東海道53次見付宿として繁栄するなど、東西交通の要所として発展してきました。 近年では、地場産業である繊維産業に加え、金属、自動車、楽器などの工業都市として、また、農業産出額も県内屈指で農・水産物として温室メロンや茶、白ねぎ、海老芋、中国野菜、シラスなどが有名です。都市部と農村部が均衡ある発展を遂げている地域です。 豊かな香りが特徴的なマスクメロンの産地です。



・視察テーマ:ながふじ学府小中一体校について

-メモ-
・山間部と海岸線 学校の数が豊岡市と同じくらい 小学校22校、中学校10校
・中学校区を学府と呼ぶ。律令時代に国府があったことから由来 
・向陽学府来年4月開講 整備中 800人くらい 4校が小中一体校として 3つの小学校が向陽小学校に スクールバス運行
・令和3年開講 ながふじ学府 義務教育学校ではないので学校施設が共存している形
・H28 小中一貫教育開始 子供のつながりを 分離型で
・H29 基本設計に着手 R3
・成果 自己肯定感向上、憧れの醸成
・課題 さらなる小中一貫校、コミュニティスクールの質的向上
・施設が分離でも進めていきたいが、一体になることで課題の克服が期待できるのではと
・多機能型学校 複合化というより一体効果。地域とのつながりと多機能性を持たせていく
・児童生徒の推移 10年後には市内の生徒数は1万人を切る
・施設の老朽化 S30年代から50年代に改修建築、60年経っている学校がある 
・心の豊かさと逞しさを持ってほしい
・新たな学校づくり、9年間の新カリキュラム
・多機能型学校地域とのつながり 人としての可能性と学びの可能性を伸ばす
・一体校と一貫校 一体校とは 複数の施設が一つの建物に一体化された学校施設
・9年間を一貫して行う教育が一貫校なので全てが一貫校
・質の部分とハードの部分の違いがある 3つの形態 未来型学府一体校=来年度の向陽学府
 向上型学府一体校=ながふじ学府は将来未来型学府になるか
・今後の方向性 子供の数の推移と地域の方との協議で決めていく
・充実型学府一体校 既存施設のまま小中一貫教育を推進し社会教育施設等を含むもの
・メリットデメリット 市教委からの話と現実の話は違う
・一体校統括主任 なぜできたのか 行った以降の職員が難しい
・2人校長2人教頭 別々の仕組みで別々の時間 部活も教育課程外だからグランドあけてよ、体育館あけてよと言われる。
・単独校の1.5倍くらいの労働力と気の使い方は大変
・分離型 教務 3つの頭を持っていないといけない めちゃめちゃ大変
・児童目線はメリットしかない とてもいい 不満も聞いてくれる安心 最大のメリットは不登校数が最も少ない。中1ギャップがない、不登校率が少ない
・中2ギャップが生まれる不思議、不登校が生まれる研究中
・学力 一体校になったから上がったかということはない、14年前の方が学力があった
・一体校は先生方がたいへん 教科のレベルで話し合うところに行かない 教科の話し合いは10年後だなというビジョン  総合的な学習は模索していこうと4年間模索
・職員から不満続出 トライアンドエラーの繰り返し 教科のところに届かない 感触としてはない 
・部活動の変化はない 小学生は見やすいが見せると東小から文句
・視察の時は綺麗事 出来上がったあとは本気にならないと
・先生方と対話してギャップを埋めていかないと、乗り越えていかないと進められない
・建設費
 建築工事 解体2.2億、建設費58億、グラウンド開校後3.5億 設計業務や管理費含めると67億くらいの工事費
・財源 負担金 耐震が弱いものの交付金 プール・体育館国県補助7.2億ほど 残りは市費
・プール 駐車場が不足すると想定、学校図書室を地域に使ってもらうスペース確保のためにプールを屋上に配置し1億増えた
・災害時に水を使いやすく 駐車場確保が第一 事務局アイデア
・避難所の学校利用対応 エレックピース ガソリンの発電機をつなげると電気がつくものを2台
・地下水が豊富 天竜川の近く 井戸水を使用 受水槽が2つある 水が出せる仕組み
・建物の設計 水害対策50cmくらい上げている 空調設置を予定今後整備
・部活動
 部活動改革 放課後活動課R5年度にできた 放課後児童クラブと部活動の2つの活動をする 
・運動部105、文化25の130が活動している
・地域移行のグランドデザインを考えた 夏の大会が終わったら地域活動へ
・地域クラブ活動事務局を務める 市の教育委員会が スポカル岩田 
・130の部活動から130の地域クラブとは考えていない
・中学校からの10校再編する 地域ごとに3つくらいのクラブを作っていく
・部活動にないクラブ16クラブが地域クラブとして
・ニーズ調査をして今年度16クラブ もう少し20クラブまで 将来的には50クラブまで想定 
・特別支援学級は4学級ほどある スマイルLD2級もある 週1回通常学級 完全に通える子ではない子を見ている 支援学級相当の子が増えてきている
・プール設置は新設校はしない。
・プール利用もそうたが、部活動の地域移行は小中一体校では教育課程外ということから体育館や運動場利用が混雑して調整が困難である。
・体育館の仕立てが悪く、よく弁償や修繕が発生する。

-所感-
義務教育学校とすることで校長が一人でいける。一体校は小学校と中学校それぞれに校長や教頭がいて、命令系統に問題がある。子供にとってメリットしかないとはいえ、小学校と中学校の授業時間の差など課題は多く、教職員の折り合いが悪くなりがちで職員室に壁を設置した学校もある。また小中学校数が磐田市と同じ豊岡市は本気で整理していくルールを作る必要がある。

追伸
帰り。京都までの新幹線に乗り込んですぐ、皆寝落ちしてしまうほど、大変充実した委員会視察でした。しかし全員とは。日程詰め込みすぎでしたかね。

2025年5月17日土曜日

会報30号立夏号、毎日少しづつ配布しています

毎月更新としつつも油断すると忙しさにかまけて更新を忘れてしまっています。
ネタはいくらでもあるのですが・・・。

3月は、新年度予算という大ネタのある議会があり、新しい施策がたくさん出てきました。議会が終わると送別会や総会に向けた役員会などが徐々に増え、4月になると選挙モードになって行くはずが、市長選も補欠選も人数の割に盛り上がりに欠ける状況でした。

そして選挙結果はご存じのとおり。
2期目に期待したかった関貫前市長。本当にお疲れ様でした。
どれほどネガティブキャンペーンをされても淡々と地味に課題解決を積み重ねる姿は但馬人気質だったなぁと改めて評価します。

3月議会では、出番が後半でした。市長の主要施策は先輩議員にお任せして触れる事がなかったため答弁が殊の外薄く、教育長の答弁は逆に。今回は項目が多めだったのであえて教育長とのやり取りは少なめにしていました。一度ゆっくりと議論したい所ですが、項目絞らないといけませんね。

前市長との質疑、これが最後となったのは残念でしたが、振り返って考えるといつもこんな感じでした。6月議会は門間新市長との質疑になります。個々具体ではなく、市政の大きめの課題でネタを考えたいと思います。

さて、季刊「ひろしんぶん」です。読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみて、こう思ったなど感想もご一報いただければと思います。郵送でお届けしている皆様、準備がまだ出来ておらず、もうしばらくお待ちください。

↓クリックして拡大↓

3月議会の一般質問リンクも掲載します。

大項目は少なくてもそれぞれ中項目や小項目がたくさんになると時間は足りません。聞きたいことは山盛りありますし答弁からさらに触れたいときも。あとから見直すともっとああ言えばこう言えばと思うこと多々。常に反省です。是非ご感想もお聞かせください。


あとユーチューブでの公開実験も昨年から始めています。表記ゆれがまだまだ激しいのですが、年が経てばよくなっていくことと期待しつつです。こちらもぜひご覧ください。

2025年3月6日木曜日

但馬圏域健康福祉推進協議会医療部会を傍聴して

外来患者が多く、なかなか診てもらえないという話をよく聞く豊岡病院。

養父市で実証実験が進むオンラインによる遠隔診療についての話をお聞きし、対面と遜色がないとのことで外来負担の軽減につながり、公共交通が脆弱な地域に住む方にとっては使えるツールになるのではと思いました。

また但馬ではゼロである在宅患者緊急入院支援システムや転院できるシステムと合わせた在宅療養後方支援病院の話など医療機関の新モードに対するヒントがたくさん取り上げられ、とても期待したいなと思います。

一方で、救急医の現状についての話は大変ショッキングでした。
20人の医師がおられ、そのすべての方が200時間を超える莫大な超過勤務状況であり、1次や2次で支えて欲しいとの切実なお願いは、但馬医療圏域が崩壊寸前であり危機的な状況であるかと。

病院組合は赤字で苦しみ、新棟建設も資材高騰や入札不調、患者であふれ、医師は常に過労状況・・・どういうシステムにすることで抜本的に解決していけるのか。一つ一つの課題と向き合って解決するだけではどうも及ばないように思います。

外部からの知恵者も必要不可欠ですね。

2025年2月24日月曜日

会報29号向春号、すきま時間に配布中です

暖冬にすっかり慣れきっていましたが、今シーズンは雪がよく降りよく積もります。
軽トラのありがたみをいつも以上に感じます。世界に誇るオフロードの傑作かと。

1月2月は、日に3つ会議があったり新年賀詞交換などスケジュールに空きがないほどで、週に2・3日は外食や夜遅くの食事で調子がイマイチ。
片手間に12月議会のまとめをしつつ、議会広報広聴の編集会議やら北但議会の質問やら5月の視察先の検討やら。それに加えて様々な連絡調整をこれでもかというほど。ついでにカラダも張ってきらめき日高チームで大縄とび大会も出場し、十数年履いた体育館シューズもお役御免に。
もはや担い手世代真っ盛りということでしょうと無理やり納得することにしました。

12月議会では、ヒトにフォーカスしつつ、市長の3年の成果をお聞きし、まちのハード整備における人への配慮の状況やソフト事業における職員や職員以外への波及効果などなど。配慮が不足していることを暗に指摘しても理解されないのがもどかしい所です。言葉数多く説明したところでしていないものはしないか研究してみるとしか返ってこないのもいつものこと。わずかな外圧でしかない議員の限界とあきらめず、懲りずにかみ合う議論を目指します。

季刊「ひろしんぶん」を読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみてこう思ったなど感想もございましたら、ご一報いただければと思います。郵送でお届けしている方々、もうしばらくお待ちください。

↓クリックして拡大↓

12月議会の一般質問リンクも掲載します。

盛りだくさんの項目になるといつも時間が足りなくなってしまいます。それでも限られた機会です。要点を抑え完結明瞭に行きたい所ですが、果たしてできているのかいないのか。下記より動画をご覧いただければ幸いです。是非ご感想もお聞かせください。


あとユーチューブでの公開実験も昨年から始めています。表記ゆれがまだまだ激しいのですが、年が経てばよくなっていくことと期待しつつです。こちらもぜひご覧ください。

2025年2月20日木曜日

出演しました!→【鍋会とよおか】あるまま(画流有限会社)&豊岡市議会議員【清水ひろしさんに根掘り葉掘り】

西垣さんに前からちょいちょいオファー頂いていました事が実現!
YouTubeの生配信に出演させていただきました。
この時期いつもお約束の雪!遅れたら大変だと少し早めに出たら早く着きました。
若い世代に話すにはもう昔話(20年以上前の話!?)なのですが、何かのヒントにつながればいいなと思いました。
改めて自分の事や会社の事をふり返り、これまでの歩んできた道があって今に至るんだなぁと。一つ一つ積み重ねですね。
お時間ある方、是非ご覧いただければと思います。
https://www.youtube.com/live/3BS0RflVNrg?si=gP_XqldFNNlwO6BC

2025年1月1日水曜日

あけましておめでとうございます

 皆さま良い年をお迎えになっていることと思います。

旧年中はホント色々ありましたが、おかげさまで無事乗り切ることができました。ありがとうございました。

本年は節目の年です。台風23号そして市町合併から20年、阪神淡路大震災から30年、北但大震災から100年、昭和も100年の年を迎えます。

市議会議員2期目の仕上げの年として、しっかりと市民のため市政と向き合って参ります。

本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

清水 寛

2024年11月23日土曜日

会報28号晩秋号、スイマセンまだ校正中です!

会報28号晩秋号、今回は第1戦の衆議院議員選挙と11月臨時議会に向けての役員選考、そして第2戦の兵庫県知事選挙と怒涛の状況で作業が遅れました。

11月に受けた健康診断では体重が3kg、ウエストも6cm減り検査頂いた保健師さんから「おめでとう!」と声掛けいただきました。前回選挙時に体験した選挙ダイエットですね。真相は口内炎による食欲不振、やっぱり食べないと痩せますね。久々に肥満度がマイナスになった身体を少しでも維持していきたいと思います。

9月議会ではトップバッターに同月末に急逝された木谷議員が登壇されました。改めて思い返すと最期の遺言のようにも聞こえます。最期まで病気を隠して自分の信念を貫くオールドスタイルの議員像には敬意を表します。もっともっと豊岡市のために活躍いただく必要がありました。残念で仕方ありませんが、ここにご冥福をお祈りいたします。

9月議会では市の事務誤りがあまりに頻発する事態や異常気象が生活へ与える影響から質問を全体論に展開する実験的スタイルで聞いてみました。難しいことを聞いていないのでお答えいただけると踏んだのですが、無念の通告外!議長次第の面もあり、これに懲りずまた機会を見てチャレンジしてみたいと思います。

季刊「ひろしんぶん」を読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみてこう思ったなど感想もございましたら、ご一報いただければと思います。

↓クリックして拡大↓

9月議会の一般質問リンクも掲載します。

通告外を承知でどこまでも踏み込んで議長に注意される質疑の様子は、下記より動画をご覧いただければ幸いです。是非ご感想もお聞かせください。

2024年10月8日火曜日

交通網問題対策等調査特別委員会 管外視察㏌鳥取市・伯耆町&鳥取県庁

 交通網問題対策等調査特別委員会は昨年は日帰りでしたが、担当者から話を聞くだけならオンラインでも良く、その地域に出向いて特性を見聞しながら考えることに学びが多くあると思うと委員長に話した結果、7月17日~18日にかけて1泊2日で視察に。
 責任重大です。報告書を鳥取市1カ所お任せ頂きました。

1日目:鳥取県鳥取市(7/17)

 日本一の鳥取大砂丘を有する「鳥取市」は、中国山地から日本海へ北流する千代川流域にひらけた鳥 取平野に、古く城下町として生まれ、江戸時代は、鳥取藩池田家32万石の城下町として栄えた。明治22年10月1日市制を施行し、以来県都として、また、山陰地方東部の中核都市として、政治、経済、文化の中心となり発展をしてきた。
 交通網の整備については、昭和42年の鳥取空港完成、平成6年12月の智頭線開通により首都圏や近畿圏とのアクセスが短縮された。平成25年3月には鳥取自動車道、さらに令和元年5月には鳥取西道 路が全線開通し、広域的な地域間の連携交流の活性化と雇用の拡大に取り組んでいる。
 平成16年11月1日には、鳥取県東部の6町2村との市町村合併により、山陰地方で初めて人口が 20万人を超え、さらに、平成17年10月1日には特例市となった。 平成30年4月1日の中核市移行と併せて「因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏」を形成し、 山陰東部圏域の中心市として圏域全体の発展に向け、第2期因幡・但馬麒麟のまち連携中枢都市圏ビ ジョンのもと、各自治体等との連携による取組を行っている。

鳥取市
人口(R6/8/1)
179,690人
面積
765.31㎢
産業別
第1次 4.7%
第2次 20.2%
第3次 71.1%
分類不能 4.0%
就業人口
89,928人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R4/10/1)
75,500人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時


・視察テーマ:地域公共交通の取り組み「とりモビ」について
【経緯】公共交通利用者が減少することによる減便や廃止が進む中、市内各地域の特性に合わせ、交通空白7地域では共助交通、北側市街地では100円バスくるりなど様々な交通モードが展開されている。南側市街地では市役所が移転した10年前より幹線道路にアクセスできる利便性の高い公共交通を模索。昨年度より路線バスとタクシーの中間のような取組の新しい移動手段、すべての人の移動格差をなくすため、ワンマイルオンデマンドの導入によりシームレスな社会交通システム構築を目指して相乗り型の社会実証実験を始めた。
【内容】ハイヤー共同組合を会長とする「とっとり共創型交通協議会」を実施主体に、国土交通省地域交通共創モデル実証プロジェクト「とっとり共創型交通プロジェクト」の一環として実施。大量輸送公共交通とのすみ分けで通勤通学時間帯を外し、8時から22時まで運行。実施エリアは南北4km東西2kmの範囲に限定し、乗降は店舗や目立つ地点をポイントに昨年度162地点から今年度は192地点へ増加。運賃は1400円。回数券と30日間サブスクも実施。車両は10人乗り2台。予約管理のAIオンデマンド乗合交通システムはWILLER株式会社が協力。AIはドライバー不足を補い、予約が入ればルート変更し最適な運行ルート指示。効率よく運行することで少ない台数でも多くのニーズに対応できる。
【成果と課題】昨年度4,326人が利用。予約は電話1割アプリ9割。朝の時間帯は通院、夕方は仕事終わりの移動利用が多い。利用年代は幅広く、当初高齢者が多いと予想したが30代から50代が半数。高齢者向けに公民館で予約アプリの使い方講座など展開中。相乗り率は16%くらいでもっと上げたい。マイカーを持っていない大学生には使い勝手が良いと好評。
【仮説】「移動の機会を増やす」ワンマイル移動など→「移動の目的を増やす」公共施設や商業施設の来客につなげまちを活性化→「移動の総量を増やす」マイカーに乗らずに暮らせるかカーシェアととりモビの連携実験
【課題】タクシー、バスとの共存と利用者の伸び悩み。地域経済活性化に向けてコラボ事業者を募集。少しでも財源獲得の取組が必要。
【今後の展望】過度のマイカー依存を脱却し、地域経済活性化につながる公共交通の利用者を増やしていく。
【所感】相乗りデマンドタクシー「とりモビ」は、まだまだ認知度が低いことやスマホアプリのため高齢者利用が低いこと、運用地域が限定されていることなど課題はある。一方で、夕方の飲食店などへの利用が多いなど地域経済活性化へプラス面もあり、利用特性を掘り下げていくことで更なる可能性が期待される。現時点ではミニマムな地域内公共交通だが、掘り起こせていない利用実態は多くあり、公共交通拡大の可能性を知ることが出来た。今後が楽しみな事業である。

 午後から移動して一路伯耆町へ。車中からは大山が見え、久々にその姿を拝んだなと思いつつ、嫁の実家には長らく顔を出していないなと合わせて反省です。ちなみに冒頭の大山の写真は伯耆町役場の議員控室からの眺望。これ以上ないというくらい特等席です。

鳥取県伯耆町
 中国地方を代表する国立公園大山や鳥取県の三大河川の一つである日野川など、雄大な自然 景観に囲まれたうるおいのある環境の中にあります。この恵まれた自然環境を観光や産業など、さまざまな面で活かすとともに、自然環境の保全や自然と調和した生活環境の創出を図っています。町内には中国横断自動車道岡山米子線が通過し、溝口インターチェンジ、大山高原スマートインターチェンジが設置されていることから山陽方面や関西方面への交通アクセスの便利な場所に位置しています。
 白鳳時代の大寺廃寺跡から発掘された石製鴟尾や小野小町の墓と伝えられる五輪塔、たたら製鉄の歴史を伝える藤屋炉床や日本最古といわれる鬼伝説など、数多くの文化財や史跡が伝えられています。また、山陰の自然を舞台に独自の技法で撮影した写真で世界的にも評価の高い写真家植田正治氏の作品を数多く所蔵展示している植田正治写真美術館は町内の重要な文化施設になっています。

伯耆町
人口(R6/8/1)
10,206人
面積
139.50㎢
産業別
第1次 16.0%
第2次 19.2%
第3次 63.9%
分類不能 0.9%
就業人口
5,469人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R4/10/1)
75,500人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時


・視察テーマ:地域公共交通の取組について(伯耆町型バス事業)
【経緯】JRと路線バス以外が空白地域になってしまった。H19年度から大きな見直しなく2社に委託。定期路線とタクシー事業者。一部町職員が直営で運行。
【内容】伯耆町型とは、通学手段としての①「スクールバ ス」、公共交通としての②「デマンドバス」、公共交通の利用が困難な方の移動手 段としての③「外出支援サービス」、保育及び住民団体等の活動実現手段として の④「研修バス」のこと。4つの部署のものを一元管理している。福祉部門の外出支援サービス、総務部門の研修バス。 
【成果と課題】利用者数は全体的に減少傾向にあるが、地域の足として位置付けてなんとか持続している。予算規模は1億1千万超、7千万程度交付税措置。デマンドバスが少しづつ回復している。
・スクールバス
 全て無償。デマンドバスも兼ねており、国の許認可も取り有償で運行可能。学校行事で2台まで利用可能。部活動(日帰りのみ)などの学校行事等でスクールバス運行時間外の時間に 使用が可能。スポーツ少年団やサークル等の利用は不可。
・デマンドバス
 」交通空白地域において、自家用有償運送にて各地域から最寄りの駅及び主要施設等を繋ぐ路線バスの代替え輸送手段として運行。217ヶ所のバス停。利用者数や運賃収入は減少傾向。3つの区域で運行し、どこも隔たりなく利用者がいる。どの便も予約がない便がない状況で運行。JRに繋ぐ。
・外出支援サービス
 指定難病を最近追加した。ドアtoドアで運行する自家用福祉有償運送。事前登録者のみ利用可能。通院のみの利用であり、外出支援サービスは福祉タクシーより安い。民間事業者のみ運行している福祉介護タクシーはデマンドバス利用が困難な要介護者等が利用する。福祉介護タクシーは使用目的は自由、外出支援サービスは通院のみとすみ分けている。
・研修バス
 保育所、老人クラブ、社協等が研修で出る場合、日帰りの範囲内で無償で利用できる。ガソリン代や高速代は実費。1日2台まで使用しているが運転手不足や高齢化により困難になりつつある。
【今後の展望】配車センターは運行とは別に委託契約している。デマンドバスと外出支援の予約受付は電話のみで、受付専用社員1名が常駐している。課題は利用者の多数が高齢者、電話のみの受付 乗り方や行き先がうまく伝えられない方がいる。電話が多すぎて対応できなくなる状況は生じていない。電話だけの予約受付だが、ウェブ併用できるようにいずれは検討していかなければならない。
 研修バスにとって部活動の地域移行が悩ましいところ。今のルールが学校からの依頼はOKだが、 同じ生徒でもクラブの申請はダメというルール。将来的に全部の部活が地域になると無視できない。教育委員会と話はしているが無視はできないということで止まっている。どこかの段階で判断しないといけないが、いいとも悪いとも言えない。
【所感】伯耆町型公共交通は役所の縦割りを機材と運用面で一元化した点が秀逸。研修バスは羨ましいが実質的に豊岡市では困難。ただ、スクールバスの可能性を知ることが出来たのは大きい。部活動の移動でのスクールバス利用は盲点だった。


2日目:鳥取県庁(7/18)
・視察テーマ:地域公共交通の実現に向けて
【経緯】米子・倉吉・鳥取と海岸線の市町で生活圏を形成。JR山陰本線を大動脈に、智頭・因美線、伯備線とあり、智頭急行と若桜鉄道が第3セクター。鳥取市、倉吉市、米子市から放射線状にバス路線網が展開。S41年のピーク時と比較してJR乗車人数は1/9、乗合バス乗車人数は1/13、タクシー輸送人員はH元年の1/5に。マイカーは世帯あたりの保有台数は増えてモータリゼーションが進んでいる。近年は乗合バス路線の統合やタクシー営業所撤退が進み営業所がない町村もある。
【内容】
・路線バスをわかりやすいバスへするために系統ナンバリングやピクトグラム表示。
・バスきたとっとり運用→オープンデータ化している。近くGoogleマップで移動経路の検索や時間もわかるようにする。
・誰もが移動しやすい町を目指して日本財団と共同プロジェクトを実施。
・全国に先駆けてUDタクシー200台整備し、H30国交相の大臣表彰。観光客にも好評。
・国の認定UDは横から載せるものもあるが鳥取は後ろから乗せるタイプの支援に限定している。
・市町村の公共交通支援では、いろんなところで路線バスが縮小しており、バス中心にR2年から鳥取モデルを構築。
・市町村ごとに地域にある事業者や実情が違うため、共助交通やNPO含むタクシーなど組み合わせしやすい支援制度を構築(補助率1/2)。
・タクシー事業者がある場合は、高齢者向けのタクシーチケット支援も。
・デマンドや貨客混載、AIオンデマンドも可能。R4までに21件取り組みが出てきた。
・例)旧佐治村(現鳥取市)ではNPO法人が定時運行事業。佐治地区の道路が被災し大きな道が崩れた。ハイエース迂回路や小中学生の通学を。R5年JA系スーパーが一度に撤退し、買い物に行けない方がでた。買い物環境確保に寄与。
・例)大山町ではデマンドバスを早めに入れていた。行政の支援が大きくなっていた 2000万の事業費のうち1800万が町や県の支援。5台のうち1台が空いていて、佐川急便が運送を任せるところを探していた。町営バスの空き時間を使って宅配分を届ける副業を実施。収入面は貨物収入450万、旅客収入は200万。
・ライドシェア、欧米ではウーバーがあるがそのやり方をそのまま持ってくるとタクシー事業者の仕事を奪ってしまうのではと危惧。
・事業者と協力しながら NPOや市町村、マイカーを登録するやり方をすでにやっている。
・中山間地型ライドシェアでは、ノウハウを持っているのはドライバーだけ地元。
・住民の関わってもらう事業への支援を特別に実施。
・日野自動車が共助交通の支援、人を配置して業務を新分野として売り込み。
・ホテルなどの送迎車両の活用もメニューはあるが実績はない。
・ドライバー確保が1番大事で、市町村への補助や事業者に直接補助を実施。便利に取り組んでいただくことも大事。
・交通だけで議論しても自家用車ほど使い勝手が良くない。
・JRの削減は広島岡山では話し合いが始まっているよう。みんなで大事にする必要がある。
・鳥取東部交通事業者、市町の首長で協議。
・交通モード間の連携MaaSを推進、山陰本線鳥取倉吉間にICOCAを導入。
・駅を中心とした街づくりについて、鳥取南側ではウィラーの実証実験でトリモビを実施。3キロ四方の架空バス停をたくさん持ってAIで予約し、バスよりも近い距離タクシーとの間くらい。鳥取市中心市街地では自動運転の実証実験。西部は20kmに駅が15個くらいある沿線 都市計画し、駅周辺に住宅地を呼び込んだ。米子は駅周辺規制し、駅を中心として使いやすい街づくりを実施。
・地域MaaS実証実験、同じルートをバスも鉄道も走っている若桜鉄道。倍にすることは難しいがそれぞれを共通パスにすると倍になるだろうと。実際は苦戦、R4は26人しか利用していない。
・車の利便性には勝てない。便利にしたものと啓発もないと。便利さを超えることはなかなか難しい。山陰本線鳥取倉吉にICOCAが入ってくる。バスだけのQRコードだけの実証実験も 一日800円で乗り放題。
・観光列車、鳥取から出雲を走るあめつちは鳥取から城崎温泉まで特別運行。地元沿線自治体、駅で販売やジオパークガイドも乗り込んでガイド。JRにはぜひ観光列車を走らせ続けられるようお願い。
・撮り鉄にマナー5ヶ条、ウェルカムな呼びかけを実施。反発するより地元もウエルカムとしたら評判は良かった。 
・デジタルスタンプラリー、山陰本線や播但線もエリアに。昔ながらの硬券切符がもらえるような取り組みも。
【課題】
・UDタクシーはH28から導入し8年経過して更新時期になってきている。
・ドライバー不足がいちばんの課題。バス乗務員は515人くらい必要だが393人。コロナ前に760人いたが597人に。
・2種免許の取得支援を実施し、バスドライバー就職イベントへ出店や営業所見学会も行い採用力強化。
・タクシーは70歳超える方もいる。増やすとやめてしまうのも課題。R5実績でバス28人、タクシー56人。
・予算はR5で3億ちょっと。市町村が2分の1負担で3億から4億負担している。
【今後の展望】
・交通は課題解消がなかなか難しく、県内はできることに取り組んでいる。市町村主体は間接補助。
・イコカはバスにも近く入れていき、便利になると利用してもいいかなとなるかと。
・ちょっとずつのストレスをオープンデータで解消へ。街中のバス停はきているのかまだかわからない。
・県と市は特に幹線バスに24.3億注ぎ込んでいる。幹線バスも赤字補填。事業者だけでキャッシュレスや情報のオープン化はやりにくい。便利になるように仕向け、利用者を増やしたい。

【所感】県が率先して市町村と実証実験に取り組み、とにかく新しい交通モードにどん欲にチャレンジする姿勢は素晴らしく、多くの波及効果つながっている。
出来合いのものを導入するのではなく、キチンと地域に合ったものを構築していく姿勢こそ大切だと改めて感じました。

2024年8月31日土曜日

会報27号晩夏号、お手元に届きましたでしょうか?

会報27号、今回は晩夏号として、盆休みを利用して突貫編集!29日に出荷することが出来ました。残念ながら毎号送り先が減っていきます。

6月議会では議員定数条例の改正がありました。1期目の時から市の周辺部の地域コミュニティの存続をかけた必死の取り組みに対して市中心部の議員との温度差を感じ、周辺部の議員を増やすには給与を半分にして人数を倍にするくらいしないといけないのではと言い続けているのですが・・・。今はまだ期数の壁に阻まれます。しかし次の期になるとそんなことが言える状況ではなくなります。もっともっと開かれた議会、開かれた政治、参加できるまちづくりにしていかないと。危急存亡の秋です。

6月議会では意識改革について、職員そして市民のトランスフォーメーションを聞いてみました。どれだけ回数を重ねてもまだまだ下手くそで反省です。

季刊「ひろしんぶん」を読みたい!欲しい!と嬉しい声をあげてくださる方、読んでみてこう思ったなど感想もございましたら、ご一報いただければと思います。

↓クリックして拡大↓

6月議会の一般質問リンクも掲載しておきます。

くらし創造部長とうまくかみ合わない質疑の様子は、下記より動画をご覧いただければ幸いです。是非ご感想もお聞かせください。

2024年8月14日水曜日

会派管外視察で山口市と長崎県西海市へ

 帰りは飛行機になるということで集合場所をコウノトリ但馬空港とし、姫路駅目指して出発。前日は梅雨前線による大雨が中国地方直撃、在来線は運休続出の中どうなることやら。

1日目:山口県山口市(7/11)

 山口市は、豊富な緑や清澄な水を有する自然に満ちた都市となっています。また、大内氏時代や明治維新関連の歴史や文化資源が今に残されており、湯田温泉などを含めて、観光地としての魅力も備え、ニューヨークタイムズの2024年に行くべき52カ所に日本の都市としてランクインしています。
 県のほぼ中央に位置し、南は瀬戸内海に面し、東は防府市、周南市、西は美祢市、宇部市、北は萩市、さらに島根県津和野町、吉賀町に接しています。
 北部の山地から、山口地域は椹野川が、徳地地域は佐波川が、盆地、南部の臨海平野を経て瀬戸内海に流れ込んでおり、阿東地域は阿武川が「名勝長門峡」を経て、萩市より日本海へと流れています。また、広域交通網が東西南北に走り、県内の主要な都市に1時間以内で移動できるとともに、高速自動車道や山陽新幹線、山口宇部空港といった高速交通網との接続の便もよく、広域交流の拠点としての優位性を有しています。
 昭和4年に当時の吉敷村と合併して市制を施行しました。昭和16年には宮野村と、同19年には小郡町、阿知須町、平川村、大歳村、陶村、名田島村、秋穂二島村、嘉川村、佐山村と合併しました。しかし、22年に阿知須町、24年に小郡町が分離。昭和31年に鋳銭司村、昭和38年に大内町(仁保、小鯖、大内)と合併しました。小郡町は、明治34年に、秋穂町・阿知須町は、昭和15年に町制を施行。徳地町は昭和30年に出雲、八坂、柚野、島地、串の5ヶ村を合併し町制を施行し、阿東町は同年に篠生、生雲、地福、徳佐、嘉年の5ヶ村を合併し町制を施行しました。平成17年10月に山口市、小郡町、秋穂町、阿知須町、徳地町の1市4町が合併、平成22年1月に阿東町と合併し、県内最大の市域を有するまちになりました。
山口市
人口(R6/8/1)
189,830人
面積
1023.23㎢
産業別
第1次 4.3%
第2次 17.1%
第3次 77.6%
分類不能 1.0%
就業人口
92,119人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R4/10/1)
75,500人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時


・視察テーマ:山口市のスマートシティ推進について

-概要-
・人口減少と労働人口減少、若者の転出超過をDXで変革をもたらして食い止めていく
・市が計画するので利便性やニーズなどの視点を第一に
・スマートライフシティは3つのライフ、生命を守る・生活を支える・人生を充実させる
・山口大学からアドバイザー 先進国エストニアの知見を
・留意点7か条 住民のQOLのための手段である
・市民の生活の質を上げるものであり、従来のアナログの取り組みも大事
・ではのかみになっていないか・・・隣の市では、海外では
・企画部門縦割りになっていないか→部局を超えての連携、トップダウン
・データ連携基盤のプラットフォームを作って
・山口市ダッシュボードでハザードマップの一元管理を実施 プロットしている
・交通:交通系ICはJR山口線では導入されていないけどバス事業者は導入済み
・福祉:保育士の事務負担軽減のため保育現場のデジタル化を進めている
・環境:脱炭素先行地域2回目に手を挙げて採択 庁舎を現地建て替え EVカーシェアは平日は市、土日は一般向けカーシェア
・産業:地域通貨、地域内循環 商品券をちょるペイポイント付与で商店会消費へ 通常は補助金現金 スマート農機でトラクター補助
・地域:誰も置き去りにしないため21地域の地域交流センターで高齢者向けスマホ講座 ラインなどの使い方や手数料の支払いを講習 概ねキャッシュレス化が進んだ 行かなくていい市役所プロジェクト
・スーパーシティ構築プロジェクト スマートビレッジプロジェクト 物流がこれからの課題として危惧される ヤマト運輸や日本郵便とヒアリング どういったことが可能か
・高齢者の移動手段確保についてはNPOがトヨタモビリティ財団と実証実験
・教育:山口情報芸術センターと色々企画 子供たちに色々な写真を撮ってタグ付け 情報発信していくことを地域の小学校と実施
・健康:高齢者にウェラブル端末 従来は紙を渡していた
・人材育成:デジタル人材を作るセミナーを市が支援、デジタル系企業と連携
・官民連携:NTT 地域交流センターの屋根にソーラーパネル設置 蓄電池も 地域新電力会社と再エネルギー共有を中心市街地で 新本庁舎へも
・タクシー事業者とスマート空港タクシー 山口宇部空港直通モビリティがない
 →ダイナミックプライシング 多い所は金額を高く、少ない所は安く 当初補助金を出していたが今は自走 乗り合いタクシーはアプリで 3人以上乗れば元が取れるように

-所感-
 新幹線の新山口駅が昔の小郡駅だったことにびっくり。広域合併で1,000平方キロを超える市域は本当に地域差も大きく大変なことだと思います。無医地区での遠隔診療など当市でも同様の問題も多く、DXの取り組みも多岐にわたっています。
 大きく異なると思った点は留意点7か条を作り、過度の技術化や手段の目的化を戒めている点。3つのライフ(生活・人生・生命)を掛け合わせたスマートライフシティを標榜して分かりやすさを前面にしている点はすぐにでも学ぶべきところ。
 住民の生活の質を上げることを第一に、アナログの取り組みの重要さも認識しているバランスが素晴らしい。
 スマートシティ推進部は主体ではなくあくまで伴走であり、主体である担当部門とうまく折り合うためのデータ基盤連携に主を置いているのはとても良いと思います。見習うべき点が多く、今後も定期的にチェックすべき、とても有益な視察であった。

 視察後、明日の移動を少しでも軽くするために博多まで移動。博多は祇園山笠の前日ということでとてつもない人、人、人・・・夕食に向かうタクシーがつかまらない。


 翌朝はレンタカーで長崎県西海市へ。ナビ設定を間違え、すごく早く到着したかと思いきや到着場所は廃止された総合支所・・・こりゃあ遅刻かと焦りました。

2日目:長崎県西海市(7/12)

 西海市は、平成17年4月1日に旧西彼町と旧西海町、旧大島町、旧崎戸町、旧大瀬戸町の5町が対等合併し、新たな市として誕生。長崎県下の二大都市、長崎市と佐世保市にはさまれるように西彼杵半島の最北部に位置し、多様な地形から成る面積約241平方キロメートルの市です。特徴は、山がちで、東に波静かな大村湾に面し、西は荒々しい五島灘に臨み、大小の島々が飛び石のように五島列島まで連なっています。
肥沃な土ときれいな水を生かした農業と工業がさかんです。企業の要望にスピーディーに対応する体制づくり、企業立地しやすい優遇策としての奨励金制度や人材確保に向けた斡旋等に取り組んでいます。長崎牛や西海ポーク、温州みかん、スイカ、ブドウ、ビワの栽培も盛んです。海に目を向けるとイセエビ、アラ、カタクチイワシ、シマアジやカキにマダコ。更にゆで干し大根や手作り味噌、トマトジュースなど個性豊かな加工品もある。
 どきどき・わくわく 心躍る体験との出会いをテーマに「ペーロン体験」「地曳網体験」などが開催されています。

西海市
人口(R6/8/1)
25,167人
面積
241.60㎢
産業別
第1次 15.1%
第2次 30.9%
第3次 54.0%
分類不能 0.0%
就業人口
13,565人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R4/10/1)
75,500人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時



・視察テーマ:西海市のDXの取組について
-概要-
行政サービスも担い手不足になる中、大規模自治体との競争には負ける
・DXを通じてまちづくりに貢献する職員が求められる
・市民が豊かに暮らせる→頑張れる組織づくり 自治体職員の担う役割が大きくなる
・DXのDに囚われがちだがXが大事
・住民サービスの向上と行政サービスの新たな価値の創造
・共創型組織への変換が大事
・使ってもらわないと意味がない→デジタルへの恐怖心を解きほぐしていく
・推進5か条 旧来の職員のマインドスタンスが邪魔をしている
・スモールスタート アジャイル型思考
・将来の仕事をやり易くするために明日の常識を疑う
・無謬精神は間違ったらイケナイと現状維持のバイアスが働く→いいことを選ばない
・全職員自分ごととして取り組み、少しづつ前を向いて歩けているかと
・主体的意識を根付かせることに日々あくせくしている
・業務の問題点 33部署で143件の取組がピックアップ 75件で業務時間削減と紙換算CO2削減
・状況が変わりゆく中で現状維持は実質の衰退
・書かないワンストップ窓口 市民目線と職員目線では、市民目線はデジタルツールがないと困るものがあまりなくアナログ改善で実現しやすい
・職員目線は効率的なのでデジタルがいる 最適化したプロセスにツールを組み込むことが大事
・最終的には市民サービスの向上
・全職員に情報セキュリティ理解度チェックを毎月実施 セキュリティの素養が求められる
・毎月9割が参加 最初は定着せず2年近くやってきてやっと
・デジタル活用支援事業 事前にニーズを聞いて集めた方が良かった
・生成AI 勝手に使われることを割けないといけない 使う必要のあるものはルールを決めて
・西海市専用生成AI 業務短縮7130時間削減 効果が上がることで取り組みなかった事業に向かえる 全く期待外れはそんなにいない 今後も継続利用は約8割
・総務企画系を想定していたが建設部や水道部が意外と利用 部長級がダントツ 上役が使えば下に波及
・人が減っても大丈夫な自治体づくり
・地域商社西海クリエイティブカンパニー デジタルとデザインの力で課題解決
・離職率低下へ貢献 生成AIやPPA事業など地域伴走型の提案
・総合計画や議事録 大事なのはしっかり学習させることとしっかり指示を出すこと
・鳥取の江府町へも導入

-所感-
 人口減少下での市役所の今後を見越した行政改革、特に職員の意識改革にDXから着手している点は素晴らしい。またDXのDではなくXの方に比重を置くスタイルは山口市と共通したスタンス。住民サービスはアナログから見直す所も良いと感じる。
 生成AI導入の効果はこれから出てくると思うが、地域商社が開発や導入を担い、さらには他地域へも広めて行っている点がすごい。ライセンス事業は今後の儲かりポイントだと思う。
 また他地域導入で得られた知見は市の取組にもプラス効果が見込める。様々なシーンでのAI導入効果はベンチマークして見守っていきたい。


 視察終了後、長崎市へ移動。市電の本数や道の狭隘さ、公共交通であるバスやタクシーの混雑で渋滞が起きる道路状況の深刻さは今まで見たことがないほど。アップダウンもすごく、自転車が普及せず原付が一番というのもうなづける。独特の都市環境と観光地ならではの見どころは今回はざっとしか回ることが出来ず、また来たいなと思いました。


2024年7月22日月曜日

病院組合議会、2年に1度の管外視察へ

 2年に一度実施される病院組合議会の管外視察研修。昨年は管内視察ということで組合内の各病院を訪問しましたが、3年の在籍のうち1年目はコロナ下ということで見送られており初の参加でした。議員はもちろん当局職員や事務局含めて総勢20名弱。大型バスで一路広島へ。

1日目:広島県三次市
 三次市は中国地方のほぼ中央に位置し、山陰と山陽を結ぶ交通の要衝(ようしょう)という環境の中で、古くから栄えてきました。この地に住む人々は、三次盆地に流れ込むいくつもの川と、中国山地から産出する山砂鉄(やまさてつ)による「たたら製鉄」などの資源を活用しながら、生活してきました。
 明治22(1889)年の町村制を施行する前の時期は、100を超える町村がありました。明治・昭和の合併を経て、三次市・君田村・布野村・作木村・吉舎町・三良坂町・三和町・甲奴町の8市町村となり、平成16(2004)年4月1日に合併し現在の三次市が誕生しました。
三次市
人口(R6/6/1)
48,291人
面積
778.18㎢
産業別
第1次 10.5%
第2次 20.8%
第3次 63.4%
分類不能 5.3%
就業人口
24,930人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R4/10/1)
75,500人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時

・視察先:三次中央病院と備北ネットワーク
-概要-
・三次と備北地区は仲が良い地域で連携良い
・地域完結型医療を目指して
・高齢化率が高い地域で脳卒中と心筋梗塞、外傷も多い
・休日夜間救急センター 市内の医師も高齢化に伴い閉所が続き内科しかできない 外科と小児科は三次中央が受け持ち
・救急との連携がしっかりとれている 初回応需率97% 大学から医師が常駐
・昨年度経営強化プラン策定 感染症、災害に強い病院として
・病院の建て替えが徐々に進む 電子カルテ完全クラウド化
・医師看護師の確保が大命題 H6は34人がR5は83人に
・医師看護師の研修費用は無制限 院外で研修を受ける分全額負担でしている チーム医療の充実につながった
・スケールメリット活用で費用削減
・エコー機器はレンタル 使わないところは中古 病院全体で管理
・iPadを医師看護師に配布 電子カルテが出張先でも見られる
・同じシステムを地域の診療所の先生にも開放 地域の医師にかかっている患者情報は開放
・島根県南から県北11病院の連携による研修プログラム
・県補助を活用して大学の医局と全く関係なしに医師を受け入れている
・備北地域医師育成活躍支援協議会は県の補助で臨床セミナーなど出張費用も
・地域診療支援病院 歯科訪問診療者整備 無歯科医地区中心で診療スタッフはシニアスタッフ
・備北メディカルネットワーク 設立前から協議会や会議でお互いよくわかっていたので経営母体が全て違ってもお互い連携 全国初認可
・地域フォーミュラリー9つ
・健全経営 自治体立優良病院総務大臣表彰2回
・病院の持つ在庫をほぼゼロにし地道に収支均衡 H14が最後の単年度赤字
・医業収益 患者数が右肩下がり、患者単価は右肩上がり H28までは一般会計から繰り入れ 過去の借り入れが経営を圧迫しているわけではない
・入院収益確保対策 入院が大きく占める医業収益増加が必須 一日当たりの目安を設定 目安があることでベッドコントロールがしやすくなった
・時短計画作成 80時間を超える 6診療科10名以上 ガイドラインで労働時間と研鑽を区別

-所感-
インセンティブをどう与えるか、研修費用医師看護師全額病院持ちやiPad配布と電子カルテクラウド化や完全カード化など処遇改善はもちろん経営改善にも尽力。 ただ、無医地区全国2位という地域性や元々の連携意識の高さに加え、広島大医局との連携は優位性が高い。 電子カルテはデジタルネイティブ世代の若手医師には必須。それでなくても新しい病院や大きい病院が選ばれるなか、どこに優位性を見出すかは重要だと思う。 ドクターカーならぬ移動歯科医師車は今後必要性が出てくるかと。市の施設地域集約化もあり、魅力ある地域と熱心な先生の活動などの賜物だと感じました。 

 宿泊は福山駅近く。幼少のころ、母の里帰りで新幹線から見た福山城が目の前に!夕食まで1時間程度空き時間があったので足を運んでみました。松本城に続いて1か月の間で2つ目のお城です。また訪問した時期はローズフェスティバルの最中で市内あちこちにバラの植栽がとってもきれいでした! 

2日目:兵庫県小野市・三木市

小野市
人口(R6/5/31)
47,011人
面積
93.84㎢
産業別
第1次 2.7%
第2次 36.3%
第3次 58.3%
分類不能 2.7%
就業人口
23,363人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
三木市
人口(R6/5/31)
73,571人
面積
176.51㎢
産業別
第1次 4.2%
第2次 30.4%
第3次 63.6%
分類不能 1.8%
就業人口
34,689人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時
豊岡市
人口(R4/10/1)
75,500人
面積
697.55㎢
産業別
第1次 5.6%
第2次 26.6%
第3次 66.5%
分類不能 1.3%
就業人口
39,194人
※産業別、就業人口はR2国勢調査時



・視察先:北播磨総合医療センター
-概要-
・地域医療の課題として、医師不足による診療化の急伸と中核となる病院の不在により既存の枠組みでの地域医療の確保が困難(5市2町)
・神戸大学の提案により両市民病院の統合による中核病院構想
・公立病院改革、医療資源の集中化による医療供給体制の見直し
・マグネットホスピタル 総合構想スタート
・基本理念 医療機能が充実し安心して医療が受けられること、患者にとっても魅力ある病院
・基本方針 5つ がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病に加えて救急医療、小児医療、周産期医療と充実強化
・がんは北播磨の拠点病院
・34診療科450床
・看護師の離職が目立つ 昨年3月に2病棟100床閉鎖し、急性期・超急性期は厳しい
・10年前と比べて退院調整窓口が不足 病床450床を増やすことはない
・実稼働を高めよう
・病院長の上に企業長、副企業長としてそれぞれの市長が就任している
・医師数は統合時69人、今は185人
・看護師はコロナ前524人だったが減り続けて460人になり2病棟閉鎖
・離職対策を講じて増加に転じ、応募者は回復
・事務職員は50人近く 当初は三木小野から22人派遣 現在はプロパー化
・稼働病床は325/450床
・病床を閉めたので救急患者が受け入れできず救急からクレーム 三田済生会など受け入れ
・企業団議員10人 それぞれの市から5人
・財政負担は申し合わせ 建設は5対5、運営人口比6三木対4小野 出向職員も6対4

-所感-
 三木市と小野市にあった市民病院を神戸大の提案を受けて一本化したもの。負担割合は設置時5対5、運営6対4だが設置位置が小野市であり患者は逆だとか。看護師の大量離職が発生し、2病棟100人が入院できない状況になるも原因を突き止め、看護師の教育体制への対策をしっかり実施することで戻すことになった。 駐車場不足は職員駐車場確保から解消されたものの患者の待ち時間は豊岡病院ほどではないにせよある。県立のような30分とはいかないとも。 IDリンクは国が主導し始めているので単独整備はいらないと。情報の精査が必要である。 近隣の5市2町の役割分担があるようなないような、ただ選択肢が多くあるため環境がかなり異なるかと。救急救命医が1名しかいないため、20数名いる豊岡の優位性もあったのは良かった。 バックヤードも含めた見学は会議室不足が課題であり、豊岡病院も同じとのこと。学ぶ体制を構築するには考えなければならない所だと。

 改めて公立病院の役割の重要さと病院行政への地域全体での取り組みが不可欠と思いました。総合診療医の育成なら但馬と言われるくらいの体制を構築するために一つ一つしっかり考えて取り組んでいかなければなりません。