被災されました方に対し心よりお見舞い申し上げますとともに、お亡くなりになった方々に対し心よりお悔やみ申し上げます。
台風シーズンでもなく、恒例の時期でもないこの時節にもかかわらず、大変な雨量でした。
平成16年の台風23号の48時間278mmに対し、この7月が48時間284mmとのこと。
23号台風を超える雨量、水量に対して、この14年の歳月における備えは少なからず効果があったといえるでしょう。現に14年前には大きな被害を受けた赤崎区や宵田区などでは農作物への被害でとどまったとお聞きしました。
ただ、日置区の向日置、鶴岡区の多田野谷といった無堤地区並びに上ノ郷地区のいわゆる円山川右岸地区の被害は大きく、今年のシーズンがまだ本格化していない中で対応が急がれます。
7月15日には、地元兵庫5区選出衆議院議員の谷先生と豊岡市選出兵庫県議会議員門間先生に現地に足をお運びいただき、被災地でじかに被災者の声を聞いていただけました。また国土交通省豊岡河川国道事務所長、兵庫県豊岡土木事務所長をはじめ、国県の担当者の方にも同席頂き、地域で暮らす住民の想いをしっかりと聞いていただけたと思います。
もちろん豊岡市も中貝市長をはじめ、都市整備部長や日高振興局長など大勢の職員にお越しいただき、国・県・市のそれぞれの立場から見聞いただけたと思います。
それぞれお忙しい中、他の地域も大変な時なのは十分承知していますが、だからといって黙って我慢というわけにはいきません。
国の対策も今回被害の大きかった愛媛県、広島県、岡山県の3県に集中するのは理解できます。しかし、常に災害が起き続ける今日、こちらの順番はいつ来るのでしょうか?
昨年の選挙期間中に、豊岡市全体の事を考えるための市会議員であり、それぞれの地区の事はそれぞれの区長が考えるんだがな!とある先輩にお言葉を頂きました。
確かにそういう考え方もあると思います。むしろそちらの方が正しいのかもしれません。
しかし今回改めて、日高地区のこと、日高町のこと、豊岡市のこと、北但のこと、但馬のこと、兵庫県のこと・・・足元の小さなことから大きなことに繋げていく、そんな視点で議員活動に取り組んでいきたいと思いました。
今回の災害では、いかに自分に出来ることが少ないかを痛感させられました。
決意からまもなく1年になろうかというのに・・・
まだまだ足りない事ばかりです。
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